まず この写真を見てください。
これが何かわかりますか? これは 命にかかわるようなとき(不整脈 意識消失 血圧下降 けいれん等) 使う薬剤です。
救急カートに入っている大事な注射です。 この薬剤の何が悪いのかと言いますと
全部 有効期限切れなんです。 去年の9月から期限は切れていました。
5月の初めに夜勤に入った時 指導の看護師から救急カートの説明を受けました。
薬剤を何気に見たとき これもあれも殆どが期限切れだということに気が付きました。
翌朝 師長に伝えると「わかりました」とのことでした。
それから ずーっとカウンターに置きっぱなしなので他のスタッフに「どうなってるの?」と聞いたところ
「師長は自分がやるので手を出さないで欲しい」といっていたとのこと。
隣が病院なので薬局に持っていけば 変えてくれるはずなのに結局 私が在籍している間 ずーっとそのままでした。
師長の名言 『こんな吐き気がするとこに誰が師長としてくるわけ?誰もくるわけないでしょ。』
私の心の声 【こんなところに働いているあんたはなんなのよ?】
もうちょっと長く居たら ケンカになってたかもしれないので辞めてよかった。
これは カーデックスというもので 入居者ごとに1枚の紙にまとめ、棟の入居者全員分の記録用紙を専用ファイルにはさんだものです。
近年は電子カルテになってきています。
皆さん 上の写真をみてどう思いますか?
新品ならば下の写真のような感じです。
日勤 夜勤 それぞれ必ず記録したり、各スタッフがカーデックスから情報をとるので 摩耗していくのはわかりますが もうボロボロで針金使ってかろうじてつながっています。
ファイルをめくるたびにバラバラになります。事務に請求しても買ってくれないんだとか。
そもそも 病院からもらった中古のものらしい。
ここまで行くと ケチ臭いのを通り越して、あきれるよね。愛人には金は使うのに 職場の備品にはあくまでもケチる。
腐った職場にいると 感覚もマヒして 自分もそこの一部になっていくと思います。
職場が腐っているかどうかは 備品管理に対しての会社の姿勢からも垣間見れます。
面接で 職場を見学した時 備品がきれいかどうかでも 会社が職員をどう扱っているのか判断材料になるかと思います。
腐った職場を事前に察知することは難しいんだけど、最初の見極めが大事で
備品がきれいかどうかも大事なチェックポイントです。