結局 ブランが六か国を統治する王になった。
そう来たか!と思いましたね。
ティリオンは拘留されている間、
人々を団結させるには何が必要かということを
考えに考え抜いた。
軍隊?お金? 旗(名誉)
物語だ!
一番の物語をもつブランが
王になるべきだと。
ブランは 人を傷つけないし
人々を団結させることの出来る
物語を持っているから・・・・
ティリオンのいう物語っていうのは
ブランの『狼探り』と呼ばれるサイキックパワーから得られるものだ。
そのパワーとは
- 幽体離脱して動物の体に入り 操ることが出来る
- 人々の過去(物語)を透視できる
- 人々の未来(物語)を透視できる。
だから、人々の物語の番人なんです。
もともと利発で善良な少年なので、悪用する心配がない。
だからこそ、脊髄損傷後 この能力を与えられたのだと思います。
もう体だけ人間で 魂のレベルでは神の使いです。
現代人だって歴史に関しては知り尽くししています。
それでも 私利私欲があるので戦いがおきます。
①ロバートの反乱、スターク家VSラニスター家
②バスター(落とし子同士)の戦い、
③死者VS生者、
④ターガリエン家+北部連合VSラニスター家
戦いに次ぐ戦いで、人々はもう戦いはうんざりだった。
だから、好戦的なデナーリスにNOを突き付けた。
統治と 戦うことは別物なので ジョンや
デナーリスは統治に向かなかったと思います。
まぁ、王の器でないということ。
歴史を知り尽くしたブランであっても、
私利私欲を持つ人間が政治に入り込んでいる以上
また 戦いは起こると思うけど、
とりあえず、人々は今、平和を望んでいる。
小人症のティリオン、脊髄損傷のブラン、
障害を持って生きているこの二人が弱き者への理解者
擁護者であるので 憐れみ深い社会を作るために
必要だったということなんですね。
意外と無欲な人の方が天下取るのかしら・・・