ゲーム・オブ・スローンズをすべてみた感想のその2です。

 

今回は ティリオンについて書きますね。

 

ティリオン・ラニスターは実は努力家だった!

 

 

ドラマは

 

自分との相性があるので 最初のエピソードから真剣に見ません。

 

さーっとみて『ああいいかも』と思って次回のエピソードを見ます。

 

ゲーム・オブ・スローンズの初回を真剣に見ていませんでした。

 

ですが、最終回を見てから初回に戻ると ああそうだったのか新たな発見が

 

ありました。ティリオンっていう人は夜も寝ないで本を読んで勉強する、

 

旅の途中でも暇さえあれば本を読んで勉強する努力家だったこと発見しました。

 

ティリオンは人の弱点を即座に見つけ、それを補うための

助言をさりげなくできる人だった

 

ジョンは晩餐会に落とし子だから継母のキャトリンから遠慮しろと

 

出席を許されず、むしゃくしゃしていました。

 

そこへティリオンが現れて

 

自分の立場を自覚するとそれが強みなる」

 

とアドバイスします。 ジョンは「なんで あんたがそんなことわかるんだ!」と反抗します。

 

ティリオンは「俺の体を見てみろ!」

 

といいます。ティリオンの母親は 小人症のティリオンを生んだ後死んでしまいます。

 

だから、父親にも嫌われ、姉のサーセイにも忌み嫌われて育つので

 

そういった生い立ちの不幸な境遇にこの二人には共通点がありました。

 

ナイツウォッチに入ってからの武術訓練では、

 

ジョンは日頃から剣の練習をしていたので秀でていて

 

それが仲間に反感をかってしまいました。

 

ティリオンはジョンにさりげなく助言します。

 

一緒に入った新人のナイツウォッチたちは

 

3歳で親に捨てられた孤児であったり、貧乏でチーズ盗んで罪人としてとらわれて

 

ナイツ・ウォッチに送られた不遇な者たちで 今まで剣をもったことがなかったんだと。

 

ジョンは今まで落とし子であった自分の境遇を呪っていたが、

 

衣食住には困らなかった、更に武術の指南まで受けていた恵まれた環境にいたことに初めて気づきます。

 

こういう助言もナイツ・ウォッチの総帥からいち早く聞き出して

 

人となりをさっと分析できるティリオンの頭脳明晰さ あってこそです。

 

このティリオンの助言のお陰で

 

ジョンは仲間に剣武術を教えるような姿勢に変わり、仲間に好かれてリーダー的存在になっていくんです。

 

高潔な魂の持ち主であった

 

ドイツの文豪 ゲーテ曰く

 

『卑怯者は安全な時にだけ

 

居丈高になる』

 

戦争時、女性をレイプする兵士って古今東西

 

います。

 

こういうことはその者に生まれ備わっている品格

 

の違いによるものかと思います。

 

サンサとティリオンが無理やり結婚させられた時

 

サンサはまさに敵方の娘にあたるわけですから

 

何されても仕方ない立場にあったわけですよ。

 

ティリオンは一緒のベッドに入ることがあっても

 

サンサに一切手を付けなかった。

 

これと真逆だったのはティリオンの甥にあたる

 

ジョフリー。

 

 

この人は本当に卑怯者 クズ中のクズ。

 

クズっぷり見るだけでも見応えあります。

 

ティリオンは

 

このサイコパスっぷりのサンサへの

 

嫌がらせからも 

 

守ろうとさえしてくれました。

 

怯まなく勇気がある人

 

ティリオンの凄さはここにあるのでは?

 

2回ほど無実の罪で裁判に巻き込まれるのですが・・・

 

決闘をして勝った方の主張が認められることになった時、

 

ティリオンはあの体ですから、相手方は勝って当然なので

 

ティリオンは「自分の代わりに誰かが戦ってくれ」と懇願するわけなんですよ。

 

敵の陣地でひるむことなく訴え続けるんです。

 

男として自分の代わりに戦ってくれって懇願すること自体恥ずかしいことだし、

 

ましてや敵の陣地で、この勇気が凄いですよね!

 

これも自分の立場を自覚すると強みになるとジョンにしたアドバイスが

 

彼自身にも当てはまっているということなんですよね。

 

根本が明るくユーモアセンスばっちり

 

お酒好きで饒舌で人を笑わすのが上手なので

 

人に好かれる。社交家。

 

以上のことから、デナーリスからも

 

ブランからも “王の手”として求められたわけなんです。

 

 

男は身長でないってことをティリオンから学びました。

 

 

 

 

 

 

 

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