ゲーム・オブ・スローンズをこれから見る人へ
最適な見方は最終回を見てから
第1章1話(初回)を戻って見ると
数式の証明みたいでわかりやすいです。
~サーセイ~
(サーセイ)
ビッチだったサーセイの死に方が平穏すぎる。
ロバート王との愛のない不幸な結婚
子供は全員死んでしまうし 可哀想な面もあるが
腹黒い 嘘は平気でつく、不倫 近親相姦
夫以外の子供を産む。
小鬼の弟ティリオンに対して冷たい。
ジェイミーとの不倫が
ばれそうになるとすぐ毒を盛る。殺す。
子供たちの死だって自業自得。
長男のジョフリーのサイコパスっぷり。
たしなめるどころか、結局味方するんだよね。
母親としても最低 女としても最低
(双子の弟 ジェイミー)
でも最期は一番愛してた人(ジェイミー)と死ねたわけだから
ある意味幸福だったかもしれない。
~デナーリスの一生って・・・~
◎愛に飢えていた子供時代
母親の胎内にいるときに王都を離れ
母親はデナーリスを産んだ後 死んでしまう
父親は王の手であったジェイミーに殺され
この頃のデナーリスは結婚したくない
家に帰りたい・・・・
ただそれだけでした。
話しはそれますが、
デナーリスは下の写真
仏女優のエマニュエル・ベアール
イギリス人フードライターレイチェル・クー
に似ていると思う。
(ドスラキ族の王 ドロゴ)
デナーリスの美貌を利用して軍事力を
固めて王座奪還することしか頭にない兄
デナーリスがドスラキの王であるドロゴと
結婚したくないと言うと・・・・
兄 ヴィセーリスは
『お前が部族全員の男や
馬に犯されようと構わない』と。
こんな兄なんていらねーよ
13歳で野蛮な部族の ドスラキ王に嫁ぎ
しきたりにも馴染もう
13歳にして女王としての自分の役割について
自覚を持ち努力をします。
娼婦だった侍女に男性の歓ばせ方を
教えてもらいます。
美しいだけでは女王としては不十分だということを
御年13歳で理解しているんですよ。
物のように扱う兄と従事や侍女とだけで育つわけですから
愛情に飢えていたと思います。
いつしかドロゴにも認められ 愛され 身ごもるのですが
ドロゴは廃人になって 流産してしまいます。
いろいろな人にも裏切られ 毒も盛られたり。
ドラゴンを操って空爆力を得て、奴隷を解放する
穢れなき軍団 ドスラキ族を従えて王座は奪還しますが
最後の王都、無差別爆撃はやり過ぎだった。
◎怒りもあったが、不安のピークでもあったその理由
・ジョンが正統な後継者であることが判明
ジョンを愛してしまったが、ジョンは自分の一番上の兄
レイガーの息子 つまり ジョンはデナーリスにとって
甥にあたるわけなんですね。近親相姦にもなるし
ジョンは落とし子どころか
正統なターガリエン家の王の血筋に当たるわけです。
おまけにジョンは人望も厚い。
ジョラー・モーモント
・何でも包み込んで支えてくれたジョーラー・モーモントは死んでしまったし。
・親友でもあったミッサンディはサーセイによって首をはねられてしまう。
以上のことがターガリエン家の気質を持つデナーリスをより不安定な
精神状態にしてしまっていた。
忘れてはいけないことは
ジョン達はデナーリスと組まなかったら死者との戦いは勝てなかった。
あの絶体絶命時 ドラゴンで壁の向こうまで助けに来てくれなければ
みんな死んでいた。
好戦的なので戦うより 講和を選ぶ姿勢がなく 交渉 政治力は優れていなかった
彼女自身 虐げられてきたのでサーセイのように人を平気で踏みにじれる
悪女ではなかった。
むしろ虐げられている者を助けようとする姿は
真摯だったと思う。
もうちょっと やり方はあったと思うのだが・・
ジョンは口下手であまり包容力があるタイプでない。
二人は引き合うものがあってもダメだったと思う。
デナーリスは旧世界を破壊する使命だったんだね。
ビッチであったサーセイが一番愛する人に守られて
死に・・
弱き者を助けてきたデナーリスが
一番愛する人に裏切られて殺されて死ぬ
人生って割に合わないものです。
~ジョン~
ジョンは北部の当主 エダードの落とし子として
育てられる
一応 兄弟姉妹とは仲は良かったが
正式な場でははっきりと差別されていた。
弓の練習するブラン・ジョン・ロブ
射るような視線を感じ見上げるジョン
ジョンを冷たい目で見るエダードの妻
キャトリン
何かと落とし子であるが故に辛酸を舐めてきたジョン
ナイツ・ウォッチである叔父から ナイツ・ウォッチは
出自関係ない世界であると聞き
ナイツ・ウォッチになることを決意します。
スターク家が争いに巻き込まれて長男のロブや
父エダード 継母キャトリンは悲惨な死に方を
します。
スターク家の人々は高潔過ぎて
この世にはとてつもなく卑怯で狡猾な人たちが
存在すると言うことがわからなかった。
ジョンも一緒にいたなら
死んでいたと思うので 守られていたんだと思います。
作中 ジョンはいつも憂鬱そうな表情 寡黙
笑ったことありませんよね?
幼い頃の継母の冷たい仕打ち 差別
の中で育っていつもパッとしない表情だった。
『笑う門には福来たる』という諺があったので
ジョンは鉄の玉座に座る人でないし、
ジョンは死ぬだろうと思ってました。
終身刑で氷の壁送りになってもマシな方。
これからはゴーストやナイツ・ウォッチの仲間と
幸福を見つけて欲しい。笑ってよ!
赤ん坊だったときのゴースト
ジョンとの再会を喜ぶゴースト(狼が一番可愛いなあ!)
王の手になったティリオンが数年したら氷の壁に行って
小便したくなるだろうと言ってました。
たぶん 数年したら釈放するって言う意味かなあって思ってます。