最近観た映画 「しわあせになるためのレシピ」 「ミラノ愛に生きる」

最近観た映画で気になったこと　ためになったことについて書こうっと。

この二つの映画の特徴　共通点は　異性の心を胃袋で掴まえていること。

しわあせになるためのレシピは有名な料理研究家のナイジェル・スレーターの自伝的映画なんですが、
ナイジェルの父の再婚相手　継母は下流階級出身　料理と掃除が得意な女性で　自分の出の悪さを補うためか
一生懸命　おいしい料理を作るわけです。ナイジェルが　ケーキのレシピを教えてと頼んでも教えないわけです。料理は夫の心を離さないための武器と心得て　教えない。　ナイジェルが高校の家庭科クラスで焼いたケーキを　持ってくるようになってから　二人はライバル心をむき出し。
結局　ナイジェルの父はメタボになって死んでしまうわけです。
夜にあんな肉料理に　とどめが　あのどっしりした甘いケーキだから太らないほうがおかしい。
このナイジェルという人も　結構　nasty陰険な人でないかと思うのよ。　継母が父親が死んだとき　これから二人で頑張っていこうといっても　‘あんたが殺した‘　といって　家を出て　それから二度とこの継母と会わないわけだから。あんまり後味のよい映画だと思えない。

あと夫婦間でどちらか一方が面倒見すぎるのも良くないと思う。例えば　私の母親がそうだったんだけど
家事　料理　掃除　洗濯　全部　彼女が仕切っており　亡くなった父は洗濯機の使い方もわからない人だった。
先に死んだからいいようなものの　相手を一人で生きていけないようにするのって間接的な殺しでないかと思う。

ミラノ　愛に生きる　は　簡単にいうと　息子の友人でもあるかなり年下（たぶん20歳くらい年下）のシェフと不倫し　本気になってしまう官能的映画。
イタリア料理のきれいな盛り付け　あまりお腹にもたれないような料理　本当おいしそう。イタリア人のシェフがとってもセクシーだし。
この良家の婦人はロシアから嫁いだ女性でイタリア人になるためにかなり努力した。　ロシアを思い出すときは郷土料理の魚のスープを作っていたことをこのセクシーな息子の友人のシェフに教える。

幼い頃　食べていた料理　特に家庭で食べていて　それが食べれない遠方に住むようになったとき無性に食べたくなるものです。
この二人には料理が好きという共通点があったし、このロシア人の主婦は上流階級の暮らしが性にあっていなく　年下のシェフの前では素直になれたんだと思う。

共通点のある相手をみつけよう。
自分が素直になれる相手みつけよう。
胃袋で男を掴まえよう
お互い自立した関係を確立しよう

なかなか学びの多い映画鑑賞だった。