ダンプスへ | mimico日記

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ミミロータスの日々の日記を綴ります

ダンプスという村まで来ています。

ポカラより更に空も山も近いダンプスは、アンナプルナ・トレッキングのスタートポイントでACAP入域料を支払う必要もない、ポカラから日帰りできるという言わずと知れた、トレッキングエリア。
ほんとはフェディという途中の村から1〜2時間かけて歩いてここまで来るのが普通なのですが、私はズルをして乗り合いジープでここまで来てしまった。(笑)しかしこの乗り合いジープ 乗車率120%、両隣のおじちゃんとおばちゃんの太ももに挟まれながら1時間ほどかなりのガタガタ道を来たからトレッキングに等しいかと。(嘘)

ズルをして着いたダンプスの村は、ヘタレ野郎にもとても優しく、目の前に居続けるヒマラヤは何時間でも私を楽しませてくれた。
これはちょっと歩かなければバチがあたると思い、近くを散策。と言っても一応ちゃんと山道歩きました。しかし途中の休憩スポットで風に吹かれていたらそのまま気持ちよくて寝落ち、ポカラまで戻る終バス(16時)に間に合わないことが判明、そのまま昨日はここで一夜を過ごすことに。

村の食堂で食べるダルバートはオーダーしてから作りだしたらしく、2時間近くかかったけれど作りたてのダルバートほどおいしいものはない。トマトのアチャールは潰してハリオクルサニ(青唐辛子)で和えただけ、サグブテコ(青菜炒め)も塩とメティだけのシンプルな味付けだったけど、とても印象的な味だった。丁寧に作られたものは、自然と丁寧に食べたくなる、こんなところからも料理に対しての何か大切なヒントをもらえる気がして嬉しくなった。

ほんとにここは、山を見て過ごすしかない場所。ここに来てわかったことは、「急ぐこと」は誰かに教えてもらっても、「ゆっくり」は自分で知るしかないんだな、ということ。立ち止まることも必要…なんつって余裕ぶっこいていたら、帰りのポカラ行きのバスが工事中の道でパンク。次のバスはいつ来るかわからないという状況。乗客みんなで待っている。←イマココ
まぁ、こんなネパリタイムから学ぶことも多い。