どんぐりのクッキーを作る。
道や村で転がっているどんぐり。カトマンズの路上ではティハール前だと1キロRs2500(2500円)くらいで売っているらしい。(普段はRs1000/kg) こちらの物価で考えるとかなり高価。
今日はこのどんぐりを使ったクッキーを教えてもらいました。
どんぐりはひとつひとつシロウトゥと呼ばれるスパイスを潰す石で殻をむき、食べられるものを選別する。この時点で半分以上はダメなやつ。
それをブレンダーにかけて粉にする。因みにこっちにはアーモンドプードルもないから、欲しい時はアーモンドを同じようにブレンダーにかけて粉にして使うそうです。
ちなみに私、恥ずかしながら今まで、どんぐりっていう木や実があるのだと思っていたのですが、カシ・ナラ・カシワなどの木の実の総称だということを初めて知りました。まあ今まで、どんぐりの事を本気で知ろうとした事がなかったから仕方ない…のか？やはり食べないと全ては知り得ませんなー、何事も(笑)
焼き上がったクッキーは素朴な甘さと香りがして、子供のころ信州の田舎でどんぐりでヤジロベエとかコマ作って遊んでたなぁ、なんて思い出したりしてました。
ここにいると手に入らないものがほとんどだから、あるものでどう工夫できるか、いわゆる生活力がつく気がする。そして最初から自分の手と目を使って感触を感じながら作り出すものは、安心感もあるし、愛着もある。
日本にいて、その大切さは知っていたつもりだったけど、改めて実感することもたくさんあります。
なんだか最近は、ものを作る、生みだすって何だろうと考えることが多い。
とりあえず、ビバ・スローライフ！ってことで。ポカラに乾杯〜(笑
【Days in Nepal 12/11/2018】
