アルマラ村でチヤパサル | mimico日記

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ミミロータスの日々の日記を綴ります

チヤパサル@Armalakot village(アルマラ村)

初!村でのチヤパサル。
ポカラはある程度いろいろ揃うけれど、ここから少し行くだけで村という別世界になる。ネパールはそんなところばかりだ。けれどネパールの本来の姿は、村にあると思う。

今回、SORA GuestHouseのよしえさんとクリシュナさんのおかげで村でのチヤパサルは実現した。SORAさんのお客さんの支援金により、このアルマラ村に公衆トイレを設置、完成式に同行させていただき、そこでチヤを作らせてもらったのだ。

ここアルマラ村は、ポカラの町から車で約2時間弱。グルン族の古い村で80戸ほどの世帯が生活している。この村は過疎化が激しく、何よりも交通の便が悪い。
車をチャーターすればRs10000、バスなら朝夕行って帰って1本のみ、歩けば片道 山道を3〜4時間。

行きは村の代表者、Jumさんによる手配で(しかも格安!)ジープで向かう。しかし道ではない道を進むからジェットコースター並みの揺れっぷり。たんこぶ何個作っても足りないわ。(笑
まあ、無料アトラクションに乗ったとおもえば、よい。

そんな中にある山の村の空気は、普段感じることのない心地よさがあった。柔らかくて溶けそうな。だから大きなお鍋で50人分以上のチヤを作っているときもなぜかいい意味で眠たくて仕方なかった。なんだかほろ酔い気分でチヤを作っていた気がする。
村の人たちがジャパニーズチヤに興味を持って歓迎してくれたのも嬉しかったし、村でいただいたダルバートは採れたての野菜と塩とスパイスだけなのに、とても豊かな味がした。

この村の願いは過疎化を防ぐこと。ここが新たなトレッキングポイントになり、仕事やお店が増えれば若者たちの流出を防げる。

村には村の現状や現実はあって、日本には日本の現実がある。どちらにも違う豊かさと足りないものがある。
同じ時間を全く違う世界で生きている人たちがいる、それだけのことなのかもしれない。

村でのチヤパサルはかねてからの念願だった。今回貴重な機会を与えてくださったSORAのおふたり、心遣いをたくさんくださったJumさんはじめ、村のみなさん。どうもありがとうございました。デレイデレイ ダンネバード🙏✨



大きなお鍋で薪で作るチヤ!








村のダルバート。お向かいの山で採れた山菜や野菜を使って。