今日の星を見ると
蠍座に太陽と木星&金星が重なって
それは恋愛の領域で強い光を放っていますね。

先日クレバーな可愛子ちゃんから嫉妬心についてのパスを投げかけられて
ちょうど私も個人的に嫉妬という念の存在について考えていたので
ここらで考えをまとめることにしました照れ

 

嫉妬心が沸き起こるとそれは辛くて苦しくて鬼の形相になってしまうほど

般若は女性の嫉妬を表し、その表情には段階あります。

嫉妬に囚われた「人」がだんだん化け物になっていく様を表している。
昔から人の大きな苦しみのひとつです。

 

嫉妬にもネガティブな嫉妬と

それをバネにして乗り越えるための力となるポジティブな嫉妬もあるし、

自分の持たざるものを持っている者への嫉妬と

男女間の嫉妬があって、

それぞれ違うものだと感じています。

自分の持たざるものを持っている者への嫉妬は

とりあえず死ぬ気で努力すればだいたいなんとかなると思っています。
お金が無ければ稼ぐとか作るとかなんとでもできるし
美貌だって今では外科的な方法だってあるし、

変えなくてもneoカワイイとか見方を変えればなんとかできる。

 

毒親育ちの愛着障害だって思考のテコ入れでなんとかなります。
時が来て親が死んだら、純粋な愛が注がれるので結果的に愛の枯渇感からは解放されます。

 

自分の問題は自分が本気でなんとかしようと思えば

なんとかなります。特に現代はそういう時代です。

 

一方、

男女間のコミュニケーションというのはたくさんの大きな学びがあります。

関係が深まると嫉妬心が湧いてくる。

惚れたもん負けというやつでしょうか。

 

他人の心は変えられないという大前提があって、 

本来は他者の心の行き先を無条件に最優先にしてあげられることができて 

本当の意味で相手の幸せを大きな心と視点で祈ってあげられる

 そんな利他愛でいられたらいいのに

男女間だけでなく、同性間でも嫉妬が湧き上がり、利己愛が心を支配してしまう。

 

その嫉妬心はどこから湧き上がってくるのだろう?

嫉妬心をじっと見つめてみると

「もっと愛されたい、自分だけを見て欲しい」という利己的なエゴ心から出ているような気がします。

本来は大いなる存在に十分愛されているのに

そのすでに与えられている大きな愛に気づけずに、枯渇状態、欲求不満状態になって

必然的に周囲の人から愛を貰おうとして

結果的にうまくいっていない状態。

 

愛の刺激と悦びは、他の刺激に比べて甘くて大きいから

人は、自分に与えられる愛の量に執着してそこから嫉妬心が生まれてくるのかな、と思いました。

 

 

そもそも嫉妬というのは、地球という3次元に住み、肉体を持っている人間ならではの感情で

俯瞰した視点から見るとかわいいとすら思える感情でもあると思いますが、

嫉妬の渦中にある人は・・・苦しいものですよね。

 

利己心から沸き起こる嫉妬心を相殺させるのは

上に書いたように利他愛だと思っています。

そして、自分を生まれたときから死ぬときまでずっと見守り愛してくれている存在に気づくこと。

 

利他愛でいるということは

ひたすら与えていくこと。

今の自分にできることを、近しい人から、受け取ってくれる人に

ひたすら与えていくことかな、と思います。

 

そうしているうちにだんだんと

愛を渇望して求めるのではなく、ひたすら純粋な気持ちでお渡ししていく

そういう境地になっていき、

嫉妬?そういえばそんな感情も昔はあったね~なんて思えるようになるものです照れ