前回の記事
自分に甘く他人に厳しい人は警戒します
のつづきなんだけど。

ここに出てくるズルい人というのは
ズルさという強みを持ってて
自分が生きて行く上でその強みを自覚的or無自覚的に使ってるだけのこと。

ズルいというのはある意味タフで賢い事です(ずる賢いってやつ)
人生というサバイバルを、いかに自分の力を使わずして現実を思い通りにするという欲求という名の力があるわけですから。
生命力としては数値高くて強い方です、ハイ。


一方、
自分の弱さを認めるのって結構大変な作業だったりします。

弱さってのは、自分が自分で見たく無い所だったりするから
まずその事実を目の前にした時に拒絶しようとする
             ↓
そして思い通りじゃないことに対して怒る
             ↓
「私は悪くない」とか「タイミングじゃなかった」とかで守りに入ろうとする
             ↓
それでも「事実」は目の前にずっとあるからだんだん落ち込む
             ↓
しばらく落ち込むと観念して
やっとここで認めようという気になってきて受け入れる


だから自分の弱さをすぐにあっさり認められる人なんて見たこと無いです。
核心であればあるほど激しいリアクションになるし。

自分の気に入らない、認めたくない、足りないと思ってる、出来ないこと、知らないこと、思い出したくないこと、見たくもないこと・・・
そういう状態の自分を自分でそうなんだと受け入れられてないと何も始まらない。

自分の弱みを見ないようにしたまま
フワフワスピリチュアルや馬鹿ポジティブをどれだけ上塗りしたって
現実逃避にしかなってないし
無意識で表面化するから他人から見るとバレバレだし
現実はただただキツイ状況になっていくだけ。

自分の弱さを認めるには強さが必要です。
でもそれくらい自分でなんとかするのも当たり前のこと。
認めた上で助けを求めるはアリ。大アリ。

知らないなら調べてみる。
キーワードひとつでも検索バーに打ち込めば
優しい人たちが親切にインターネットにページを上げてくれてるから
その人達に感謝して、その智慧の恩恵を受け取ればいいだけ。

昔は限られた人しか知り得なかった情報が
今はすぐ手の届く所にある程度の情報までは無料で見られる
誰でも、いつでも、どこでも。

すごい時代だと思います。

でも、なんとなくそういう時代もいつまでも続かないと思います。
だからこそ、今、知れる事はできるだけなるべく知っておいたほうがいい。
そんな予感がしてるだけですけどね。