午後、母のお見舞いへ行ってきました。
朝から雨が降っていて憂鬱な気持ちでしたが
お昼過ぎには曇りに変わり憂鬱な気持ちも少し和らぎました。
車で走ること30分あまりのところに総合病院があります。一際目立つ白い建物が見えるとやっと着いたなと達成感みたいな満足感が湧いてきます。
2階から5階へと病室が移動したとの電話を受け私と父、叔母三人揃って面会をしました。
一人部屋へと移りなんだか広く感じる部屋に入ります。母の意識はしっかりとしていて話すこともハッキリと手術前と変わらず穏やかに会話を交わしました。
母は、きっちりとした性格なので物の置く場所ひとつひとつに拘っていて相変わらずでした。
一通りお見舞いを済ませ私たちは帰ります。
午後8時半。一本の電話が
母からでした
「部屋が広すぎて怖いの、家に帰る。」
私は、手術したばかりだから帰れないとのことを伝えると父も混じえてスピーカーにして三人で話しました。
「気持ちは分かるよ、手術翌日だからもう少し入院だよ。一週間くらいかな?看護師さんに傍に来てもらって?」
「一週間は入院なの?居ていいのかな?看護師さん呼んでる。」
「そしたら看護師さんにお願いして眠れるお薬貰ってね。」
電話口で20分ほどやり取りをして電話を切りました。
あの伽藍とした一人部屋で母は寂しくなったのかな。
家から離れて来月で半年が経つ。
やはり家が恋しくなる気持ちも芽生えてくるのかも。
自分だったらと置き換えて考えると切なくなります。
家族の形は永遠ではないんだなと、ふと寂しい気持ちになりました。