昔仕事でお付き合いのあった皆様と久々に飲みに行ってきました。
前回会ったのは5年くらい前。その後コロナでなかなか会えずで、やっと。
お店に着いた時、先にいたのは一歳下の女性ひとり。
SNSで私が病気した話はなんとなく知ってくれていたので、ささっと乳がんだったことを報告しました。
そしたら、私も数年前に…と。
しかも同時に見つかった別の病気が、治療方法が確立してない悪性かつ希少なもので、治療できる病院を見つけるまで一年くらいかかったから、乳がんの方は全然軽い感じだったと。
当時の彼女の気持ちを想像して言葉を無くしました
他の人が来てからはお互いその話はしなかったので、帰りがてらメッセージを送ってみたら、入院したとSNSで見た時連絡したい気持ちでいっぱいだったけど、自分も家族以外に話せていなかったから、色々考えてしまって連絡できなかったと教えてくれました。
病名は伏せたまま手術のために入院したと書いた時、色んな人が反応してくれたけど、直接メッセージを送ってくれる人はほぼいなくて、皆忙しいだろうしそんなものかもねーなんて思っていたけど、もしかしたら皆色々あって色々考えて、何も言えなくなってしまったのかもしれない。
とても申し訳ない事をしてしまったかもしれないと、反省です
じゃあ、病名伝えた方が良かったのか、何も書かない方が良かったのか、正解は見つかっていませんが。
何はともあれ、お互い元気そうな顔をして直接話せて良かった。生きていて良かった。
「いつか」は普通に来るものじゃなくて、今を逃したら永遠に次の機会は来ないかもしれない。
そんな限りある命を生きているのは私だけじゃなくて、「いつか」なんて言えないのが私たちの当たり前になってしまったようです。
一日一日を大切に。
よく聞くけど、それは自分一人の一日じゃなくて、「私たち」最後の一日かもしれないんですね。