乳がんの告知を受けてから丸一年が経ちました。
一年で随分と色々あったなぁと思います。
ちょうど一年前の今日クリニックで乳がんを告知され、大学病院で手術と放射線治療を受けて、先の見えないオンコタイプDXに振り回され、婦人科にも通い、ホルモン療法を始めてようやく一息つけるかというところで転職!
…本当にお疲れさまでした>自分
がんを経験して人生ががらっと変わったって事はないけれど、人生観はやっぱり少し変わりました。
いつかやろうと思っていても「いつか」より先に人生が終わるかもしれないし、この先一年後にまた思いもよらない人生を歩んでいるかもしれない。諸行無常。
ならばこの一瞬を有意義に!なーんて力が湧いてくるでもなく、もしかしたら他の人より早めに死ぬ運命なのかもしれないのに、老後の心配とかしながら頑張って生きるの面倒くさいなぁ…なんて投げやりな方向ですが。
同病の方のブログを読んでいると、ホルモン療法続けることに疑問を感じている方を見かけます。
医学に対する不信というより、そこまでして生きる意味があるかどうか、という疑問なのではと想像しています。
分かるー!と思いつつ、粛々とタモキシフェンを飲む毎日。
幸いにも副作用に困ることがほとんど無いので、再発した時に後悔するくらいならとりあえず飲んでおこうかなと。
という訳で、今日はそのタモキシフェンを処方してもらうために乳腺科の診察を受けてきました。
体調に問題は無いし、メインの話題は術後一年の検査について。
メニューは
- 血液検査
- 胸部X線撮影
- 超音波検査
- マンモグラフィー
最近健康診断を受けたか聞かれたので、来月他の病院で人間ドックを予定してると伝えたら、腫瘍マーカー以外の血液検査と胸部X線はそっちで見てもらえますねーと検査リストからサクサク削除されました。
病院が変わる都度検査やり直しというのが問題になっていたけど、今はやり直しどころか結果持ってきてねとすら言われません
言われずとも持って行きますが。
おとなしいタイプのがんだったから心配されてないんでしょうけど、PETやったことないしMRIも予定されてないしで、他臓器に転移してもなかなか見つけてもらえそうにないなぁとちょっと不安です。
生きるのが面倒だと思っているなら、転移・進行したとして困ることもない筈なんだけど、やっぱり死ぬのは怖いのかもしれません
そういえばMRI。
転職前の有給休暇消化中に眉のアートメイクしちゃったので、あったらあったで自己申請するのも面倒だし、やらずに済んでよかったかも