おはようございます。日本料理教室、彩楽です。
昨日買ってきた細魚です。
何本あるのよ?って感じですよね。スチロールケース入り!(笑)
本数が多いからこれに入れてあるわけではないのですよ。
この状態を「水氷」(みずごおり)と言って、魚の鮮度を保つには一番良い状態なんです。
仲卸さんが、日曜日のお稽古でも使うのなら、この方が良いと判断して、この状態で持たせてくれたのです。・・・・でもね、これ、重いのよ・・・朝からいいトレーニングです。(笑)
しかもね、この週末は細魚が不漁らしく、大きな細魚がない。口の先が赤くなっていて丸々と太った100g以上のさよりを「閂」(かんぬき)といいます。このサイズは、昨日は場内でもほどんど見かけずです。「今日は細魚ないよ」と断っている仲卸さんも見かけるくらい。
私が頼んでいる仲卸さんも店頭には1尾もなしでした。
それを30尾以上用意していただいたんですよ!ありがたいなあ・・・
まあ、安くはないですよ、でもねそれも仲卸さんはほとんど利益のない状態で、売ってくださったんですよ。今月のメインは「細魚をおろすこと」だと知っているから、「今日はない」では済まないとわかったくださっているのです。大事におろして美味しく食べないとね。
あっ、カンヌキ?そう、門や戸を閉めるときに使う横木です。あれに似ているからカンヌキっていうんですよ。閂っていう字、面白いね。
さて、今日も頑張ろうっと!
そうそう、マルカワ味噌さんから甘酒が届きました。よろしかったらお分けしますのでおっしゃってくださいね。ご希望があれば味噌講習会でお出しした甘酒スイーツのレシピもお伝えしますよ。