魚屋か?? | 美味しい料理は幸せの香り 日本料理教室 彩楽(さら) 東京

美味しい料理は幸せの香り 日本料理教室 彩楽(さら) 東京

少しだけ手間をかけて、季節の彩りを楽しんでお料理をしてみませんか?
当日の朝、築地場内市場で仕入れる鮮度の良い旬な食材の美味しさを感じでいただきたいと思います。
魚のおろし方、出汁(だし)の取り方、野菜や魚を余すことなく食べる方法など丁寧にご指導致します。

おはようございます。日本料理教室、彩楽です。

 

昨日買ってきた細魚です。

何本あるのよ?って感じですよね。スチロールケース入り!(笑)

 

本数が多いからこれに入れてあるわけではないのですよ。

この状態を「水氷」(みずごおり)と言って、魚の鮮度を保つには一番良い状態なんです。

仲卸さんが、日曜日のお稽古でも使うのなら、この方が良いと判断して、この状態で持たせてくれたのです。・・・・でもね、これ、重いのよ・・・朝からいいトレーニングです。(笑)

 

しかもね、この週末は細魚が不漁らしく、大きな細魚がない。口の先が赤くなっていて丸々と太った100g以上のさよりを「閂」(かんぬき)といいます。このサイズは、昨日は場内でもほどんど見かけずです。「今日は細魚ないよ」と断っている仲卸さんも見かけるくらい。

私が頼んでいる仲卸さんも店頭には1尾もなしでした。

それを30尾以上用意していただいたんですよ!ありがたいなあ・・・

まあ、安くはないですよ、でもねそれも仲卸さんはほとんど利益のない状態で、売ってくださったんですよ。今月のメインは「細魚をおろすこと」だと知っているから、「今日はない」では済まないとわかったくださっているのです。大事におろして美味しく食べないとね。

 

あっ、カンヌキ?そう、門や戸を閉めるときに使う横木です。あれに似ているからカンヌキっていうんですよ。閂っていう字、面白いね。

 

さて、今日も頑張ろうっと!

そうそう、マルカワ味噌さんから甘酒が届きました。よろしかったらお分けしますのでおっしゃってくださいね。ご希望があれば味噌講習会でお出しした甘酒スイーツのレシピもお伝えしますよ。