嫌いなはずなのに・・・
日本料理教室、彩楽です。
結婚が決まったのほとんど料理のできない知り合いに
プライベートレッスンをしていた時のこと。
簡単にできるもやしを使った和え物をお教えしたら
「もやしって、好きじゃなくてあんまり食べないんです・・・」
「・・・・いいから、食べてみてごらん」
「あれ?何か特別なもやしですか?美味しい!」
「そこのスーパーのもやし。調理したのはあなた」
「あれ?いつもと違う。どうして?」
そうなんです。調理の仕方で、美味しいものが美味しくなくなる
そして、美味しくないから嫌いになる。
先日はチーズケーキは嫌いだという小学生が遊びにきました。
「これは、食べられると思うよ。食べて御覧」
おそるおそる・・「いただきます。・・・・食べられる・・・」
「ねっ!」
我が家の姫も私のチーズケーキ以外はあまり食べないらしい。
東京の子供に胡瓜の嫌いな子が多い。
なぜって、東京のスーパーで売っている胡瓜って美味しくないものが多いから。
人参が好きっていう子は美味しい人参を食べている子。
アレルギーでないなら、好き嫌い、もう少し減らせるのでは?
良い素材を、素材の味を生かして調理する。
食べにくいものは味付けに工夫をする。
美味しいものを美味しいと知らずに育っていく子供
可愛そうだと思いませんか?