倒れてから初めて実家のある関西に帰省した。
母親はが眠る墓地はまぁ、、、山奥にある。。日本昔話に出てきそうな場所だ。
本当は墓地までいくつもりだったけど、親、兄弟に反対された。
理由は東京からの移動が長すぎて、絶対に疲れる。
帰れなくなったらどうするんだ、今回はお家の仏壇にお参りしなさい。
と言われたので素直に聞く事にした
そもそも実家に帰ってきたのも2年ぶりくらいだろうか。。。
お仏壇の前に座り久しぶりの母の遺影を前に
「おかーさん、ずっとお墓参り出来てなかったのに、守ってくれてありがとう。
ごめんね。やっと来たよ。でも、あの時、私、死にかけたみたいだけど、おかーさん出てこなかったね(笑)
出てきてたら、おかーさんの方に行きそうになるから、わざと出てこなかったの?(笑)」
突然、42歳の若さでなくなった母。
寝ている最中にうめき声をあげ、台所で水を飲んでいた父親が寝室に戻ってきたとき
すでに、半分目をひらいたまま亡くなっていた。
「おやすみ~」そう言ってから、2時間後だった。