問題解決〜役所の職員がみんな優しくなる不思議〜 | 欧米のエンタメから目指すは解脱〝ニルヴァーナ〟

欧米のエンタメから目指すは解脱〝ニルヴァーナ〟

10代から憧れだったリュックベッソンやマトリックスの監督の映画やTVドラマにも近年、出演したパリのエンターテイナー。元ジャーナリストで名だたるミュージシャンと交友関係も。EUの社交界からも頻繁にお呼ばれしてきたが、無限と解脱を目指していて邁進中♡


うちの元夫はちょっと頭の弱い末っ子の甘えん坊。


よって、書類関係や役所への手紙はすべて家族任せ。

それを結婚前、危惧した私は元夫に尋ねた。

「ご両親が亡くなったら将来、どうするの…?」

元夫は「お姉さんがいるから大丈夫!」と答えた。



さて、フランス人でも困難だという確定申告。



それを離婚を機に私ひとりで

やらなくちゃならないなんてね……!😱🤣😱🤣


昨日、出来る限りベストは尽くしたものの、難解。


というワケで、

本日は朝一で税務署へ聞きに

行こうと思っていたのだけど

起床から氣分が重い……。


そこで、936HZを聴きながら瞑想🧘‍♀️

氣分が少し上がったところで家を出た。


キックボードに乗りながら信号待ちしていると

身なりがきちんとしている

見知らぬ65歳前後のマダムから

「何してるの?」と

突然声を掛けられて

私が驚愕……⁈



そしたら私を見ながら、


ボロボロと大粒の涙を流しはじめたマダム……。



な、なんだか分からないけれど、悲しそう……!😭



そこで、

「マダム、辛いんだね。苦労したんだね……」

と私が言ったら、

「うん……」と答えた。

すると、横断歩道の信号が青に変わり

マダムは私にこう言ったんだ。


「一緒に渡りましょう……」って。


だから、

そのひとときだけだけど

私はキックボードを引いて

マダムと一緒にゆっくり歩いて渡ることにした。


私自身、

2016年秋に元夫から全財産を盗まれ、

それから右も左も分からないまま、

警察へ被害届を出し、

弁護士を用意し、

1年半もの間、

元夫を含む義理の家族と戦ってきたとき、

まさに彼女のような四面楚歌状態だった。



ゆえに、マダムのお氣持ちは痛いほど察します……。



そんなマダムとの不思議なやりとりを経て、

正直、出来ることなら投げ出して

日本に帰国したいぐらい

憂鬱な確定申告だったけど

いざ出陣。


通常、担当者と予約を取って

手書きならその場で直してくれるという確定申告。

私は手書き用紙もなかったし、

予約もしてなかったのに、


な、な、なんと……!!


即、部屋に通され、

税務署の職員がものの

15分で申告完了!!


なんなんだ、

このミラクル✨✨✨😳✨✨✨


離婚を決意してから

役所関係はどこへ行っても!

裁判官すら情深くなる不思議を体験してきた私だが

今回はとりわけ感銘を受けた私。


「離婚後、はじめての申告だったから

助かったのなんのって……!!

もう、ムッシューは私の神だわ!

なんなら、折り菓子でも欲しかったら私に言って!」


と言ったら、


「あはは、いらない、いらない(笑)

来年も全部やってあげるから、またおいで」


と言ってくれたので、

私はその担当者をはじめ役所の職員全員に

握手しながら、お礼を伝えたのでした。


以前住んでいた15区より、

はるかに役所や銀行に歯医者さんまですべてが

丁寧で優しい16区。

私がパリにいる限り、

16区に住み続けよう💫

と、胸を震わせながら改めて誓いつつ


昨日、確定申告に当たり試した実験が

見事、成功したことに氣づいたのであった。


つづく