苦しい現状は変わらないまでも、私は本当に恵まれていると、感謝しなければならない。
人との出会いには、本当に恵まれすぎるほどで、
死を意識してしまうほどに心を切りつけられた瞬間
「彼はきっとわかってくれる。いまの苦境を彼自身の力で乗り越えられる。
そう願って上げてください。心のなかで祈ってあげていてください。
きっと、思いは伝わるはずですよ。伝わっているはずですよ。待っていてあげてください。」
こんな、抜けるような青空のような、穏やかで温かなお言葉をいただいた。
現状を変えたいと躍起になっていた私は、少しの変化もきっと見とめられずにいたと思う。
劇的な変化を、それこそ180度の転換を求めていて、
まだ、まだ、まだ、と神経を尖らせていっていたと思う。
だけれども、そうではなく、きっと私がすべきは、
彼の内なる強さを、疑い無く信じることで
彼がそれを見つけるのを待つことで
急かすことでも、発破をかけることでもなかった。
気づけずに、彼を責め立てて、傷つけて、自分も取り返しのつかないほど堕ちるところだった。
この言葉の主と、この言葉との出合いに、感謝しなければならない。
もう、何も怖くない。
彼の笑顔さえ見れれば。
どの結末も、彼の幸せの兆しだと、その証をこの目に焼き付けたなら、
苦しみも、切なさも、痛みも、
すべてと溶け合える。
会いたい。
今、笑顔に会いたい。