月曜日は、コープ自然派の総代研修会で、

自然派で扱っているカレー工場を見学しました。

 

カレー粉にはどんなスパイスが入っているの?

そのスパイスの効能は??

 

🌸カレー粉には、身体に良いスパイスがたくさん使われているんですね!

 消化促進作用、抗菌、抗がん作用、痛み止め、肝機能向上、免疫機能向上

 認知症予防、または脳機能の活性化、動脈硬化予防、冷え性対策・・・

すっかりカレーを見直しました!

①カレーによく使われるスパイスの特徴

クミン

役割:香り

特徴:カレー特有の香りはこのスパイスから。消化器官に効果があり、消化促進の作用も。

こんな人におススメ
  • 胃腸が弱い人
  • 食欲不振の人
  • ガンや循環器系の病気の予防に

ターメリック(ウコン)

役割:色付け

特徴:黄色い色付けに欠かせないターメリック。それに含まれる「クルクミン」は、肝機能を向上させ、コレストロール値の低下。近年では脳機能活性化によりアルツハイマー病の予防にも効果があることが報告されている。抗がん作用も!

こんな人におススメ
  • 認知症予防、または脳機能の活性化
  • お酒をよく飲む方
  • 便秘でお悩みの方

コリアンダー

役割:香り

特徴:マイルドさとほんの少しの苦味も加わり、後味さっぱりのカレーに。

古代より消化を助ける胃薬として利用され、食欲増進にも役立つ

こんな人におススメ
  • 胃腸が弱い人
  • 食欲不振の人
  • 口臭が気になる方

ガーリック

役割:香り

特徴:世界中で古くから使われている滋養強壮のスパイスの一つ。天然の抗菌作用もあり、免疫を高める効果もある。「アリシン」という成分は疲労回復に役立ち、ビタミンB1との相乗効果も。ビタミンB1が豊富な豚肉や大豆製品と一緒に摂るのがおすすめです。

こんな人におススメ
  • 疲れを感じる人
  • 動脈硬化の予防
  • 冷え性

カルダモン

役割:香り

特徴:「香の王様」と言われ、甘くエキゾチック、そして爽やかな香りが特長。カレー粉の主な原料の一つで、インドでは食後にこの粒を噛み、香りのデザートとして楽しんでいるそう。

こんな人におススメ
  • 口臭が気になる人
  • 気分を落ち着かせたい方

ブラックペッパー

役割:辛み

特徴:新陳代謝を高めてくれる身近なスパイス。食欲増進、疲労回復など、夏バテしやすいこの時期には特に嬉しい効果。

こんな人におススメ
  • 疲れを感じる方
  • 冷え性
  • 食欲不振の方

トウガラシ(カイエンペッパー)

役割:辛み

特徴:美容系商品でも使用されることが多いこちらのスパイス。辛味成分「カプサイシン」は、体脂肪を燃焼させてくれるダイエットの強い味方。カレーの辛みを決める重要なスパイス
※カプサイシンを大量に摂取すると、胃腸が炎症を起こす場合があります。特に小さな子供や胃腸の弱い方には刺激が強く、注意が必要。

こんな人におススメ
  • ダイエットに
  • 冷え性
  • 血行不良の方

パブリカ

役割:色づけ、ほろ苦い香り

特徴:ビタミンC,ベータカロチンが豊富

クローブ

役割;香り

効能:沈痛、殺菌効果

シナモン

役割:香り

効能:沈痛(痛み止め)抗菌殺菌効果

フェヌグリーフ

②自分でカレーパウダーを調合してみる

赤、黄、緑、黄色…すごい色に・・‼️
でも、袋を振って混ぜると、カレーらしい色になります。
これは、お土産になりました。
自分で配合したカレー粉で、カレーを作るのが楽しみです。

③カレーを作って試食

今回はこのスパイスカレーを使った簡単な玉ねぎとひき肉にキーマカレーを試食しました。

<作り方>出汁ポークキーマカレー(3人分)
①カレーパウダーを調合する
②鍋に玉ねぎみじん切りを入れて炒め、さらにトマトを潰して入れて加熱(1分程度)
(トマトがないときはトマトの缶詰めでもオッケー)
③豚ミンチ肉、塩(小さじ1/2)カレーパウダー(大匙1)を入れて、
肉にしっかり火を通して加熱
④すりおろし生姜、すりおろしにんにく、調合したカレーパウダー(大匙1.5)
を混ぜてなじませる。
⑤水、かつおだし(粉末)鶏がらスープ(顆粒)を入れて沸騰したら中弱火にして2~3分ほど加熱して火を止める
⑥器に盛り、トッピング(玉ねぎスライスやスプラウト、トマトなど)などして出来上がり
大谷選手の好きな??ドライカレー風かな?
カレーの出汁味が美味しかったです。
(時間がないので出来上がったものを試食)
カレー粉は殺菌浄化作用があるので、昔は赤ちゃんにも(辛み成分を抜いて)
ぬったことがあるそうです。
カレーに含まれるスパイスの効能を知ると、自分でカレー粉を調合して作ってみるのも良いですね。効能を知って、自分や家族に必要なスパイスを多めに入れるとか・・?
いやいや・・でも、注意として、カレー粉の成分や色であるクミン、コリアンダー、ウコンは多めでも良いのですが、それ以外のスパイス(カルダモンなど)は、くせがあるので少なめに・・というアドバイスがありました。唐辛子も辛いのが苦手な方は少なめに。
 
🌸福島の青い空さんからのコメントで、抗がん作用もあることを知りました。
抗がん作用のあるスパイスはターメリックに含まれるクルクミンで、カレー粉の主成分の一つです。(ターメリックは和名がウコン。)

名古屋大学と国立がんセンターの実験では、カレーに使われる「ターメリック」の成分「クルクミン」にガン予防の効果があることがわかっています。ターメリックは和名ウコンというスパイスで、肝臓機能の強化の他に強力な『抗酸化作用』をもつことでも知られています。
また、クローブというスパイスもカレーに使用されますが、抗酸化作用があります 

 

 

 

 

 
🌸一緒に行った友人は「市販の便利なカレールーがあるのに、わざわざスパイスをそろえてカレーを作ったりしないわ」と、言われましたが、スパイスをそろえて、自分で作る健康的なオリジナルカレー作り、面白いと思います。余分な油分や小麦をを使わないので、カレースープのようなさっぱりしたカレーになりますが、とろみがほしいときは、吉野葛で代用すると、体を温める作用があるので、これもまた良しです。
 
🌸スパイスカレーのスパイス入手先、しまごんさんに教えていただきました。
クリックしてみてください↓
 
🌸これらのスパイスは、クラフトコーラやチャイ、パエリャ、タンドリーチキンなどにも応用できます。後で調べてみますね。
 
🌸お昼ご飯に作ってみました。
玉ねぎだけでなく🥕も入れると彩りがきれいになります。
冷凍していた菊芋のスライスや薬膳カレーふうに、松の実も入れてみました。
効能を知って食べるカレーは、気のせいか?元気が出ますねぇ。😄😊😆