秋から蛹になったアゲハの子どもたち。
やっと一匹目が無事羽化しました。
待っていたよ~♪
夕方の羽化でしたが、お天気が良かったので翅をパタパタさせて、
あっという間に見えなくなりました。
10月に蛹になって6か月。
よく無事に越冬して、生き延びてくれたと思います。
がんばったね!
越冬蛹は5匹。
10月からの蛹ですが、全て羽化できるかどうかはわかりません。
黒くなってしまったのは、網の目も潜り抜ける小さな青虫コバエにやられてしまった蛹たち。
おそらく、羽化はできないでしょう。天敵はたくさんいます。
命は不思議です。
こんな小さな卵が孵化して・・・
小さな幼虫になり・・
檸檬の葉っぱだけを食べて大きくなり・・
(2匹います。)何度か脱皮を繰り返し・・蛹に成ります。
どこからか迷いこんできた、クロアゲハの幼虫☟
この大きな子もさなぎに成りました。
幼虫時代は、ひたすら檸檬や柑橘の葉だけを食べて大きくなるのも不思議だけれど、
(アゲハの幼虫は檸檬の葉でできている!?)
蛹時代は、中はゲル化してどろどろになっているものを、
蝶の姿になるように再構成されて・・時期が来たら、羽化するのも不思議。
その時期もどうやってわかるの??
命は、とても不思議で神秘的。
神様のなせる業です。
黒化した2匹はかわいそうですが、
残りの2匹(クロアゲハとナミアゲハの蛹)は無事に羽化できますように・・。
まだ肌寒い春に羽化するアゲハは、身体に防寒具のような毛があります。
体毛が見えるでしょうか??
ティッシュに浸み込んだはちみつ水を口吻を使って上手に飲んでいます。
明日から二日間雨降りだけれど、何とか生き延びて、元気でいてほしいです!
この時期に羽化するアゲハは少ないので、仲間にはなかなか会えません。
それがちょっと寂しいけれど、
立派な翅で生まれてきたのだもの、思う存分飛び回ってね。
半年も頑張って生き抜いた蛹ちゃん。
羽化おめでとう!