韓国ドラマ『なりすましの鼠』
リュ・ジュンヨル主演作品。
全10話。
Netflixで視聴。
あらすじ
パニック障害を患い、高級マンションに引きこもったまま小説家として
生活をしているチェ・ムンジェ(リュ・ジュンヨル)。
同級生で親友であるスヒョンに自身の財産を管理して貰ったり、連絡を
取って貰ったりと全てをゆだねていた。
ある日、スマホを開こうとすると開かない。全てのディバイス機器に
アクセスできなくなってしまうという危機に陥ったムンジェに
追い打ちをかけるようにマンションは誰かに売られ、銀行口座も凍結。
自分自身を証明するものが一切なくなってしまう。
そして自分と同じ顔を持ち、自分をムンジェだと証明することが出来る
男が存在することを知る。
親友のスヒョンに連絡も取れず窮地に陥ったムンジェに襲い掛かってくる
闇金業者ノジャ(ソル・ギョング)。
3年前ムンジェに金をだまし取られたノジャは執拗に、ムンジェを
追っていた。ようやく下界に降りたムンジェの追跡を始めたノジャは
自信の金を強奪し逃げたのが、今目の前にいるムンジェとは違うと
確信。
偽物のムンジェを探しだし、金を取り戻すと決意したノジャと
自分を取り戻そうとするムンジェは手を組み、偽物を追い始める。
刑事パク・スニョンの元には匿名の手紙が届いていた。
手紙には漢江で発見された身元不明の女性の変死体は自殺ではなく
他殺だと書かれていた。
周りの声を一切聞かず、独自に捜査を進めていたスニョンは、
ムンジェとノジャの存在を察知し彼らを追う。
2人を追う中で見えてくる身分洗浄ネットワークという闇。
そして自身の過去と向き合っていく。
暴かれるのは、デジタル社会の盲点を突いた完全犯罪の全貌と、
かつてムンジェが犯した「ある罪」の記憶。
すべてを奪った“ネズミ”の正体とは、そして偽物に人生を奪われた
男が迎える、あまりにも残酷な因果応報の結末とは。
感 想
小説家として活躍するが、高級マンションから一歩も外に出ない
ムンジェ(リュ・ジュンヨル)。
ある日、全てのデバイス機器にアクセスできなくなり、銀行口座も凍結、
自分が本当の「チェ・ムンジェ」だと証明できなくなってしまう。
闇金業者ノジャ(ソル・ギョング)からも、刑事からも追われる中で
突きつけられる、「自分は何者なのか?」「何故、偽物は本物になろうと
するのか?」という問い。
すべての謎が解き明かされていくにつれ、人間の持つ醜い欲望と因果応報が
浮き彫りになっていく展開が見事。
奪われた人生を取り戻そうとする闘いだったはずが、いつしか自らが
過去に犯した罪を突きつけられていく過酷さ。
「本物」と「偽物」の境界線が曖昧になる世界で、最後に男が選択した
結末に驚愕しつつ一気見してしまいました![]()
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