【読書記録】400冊目 「伊坂幸太郎 終末のフール」

 

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地球に小惑星が衝突する。

その情報に世界中の人が混乱に陥り、混沌とする日々が始まってから

はや数年。

衝突まで残り3年を前に、人々の混乱は少しずつ落ち着き平常を

取り戻してきた。

それまでに自ら命を絶つものも後を絶たなかったが。

 

仙台にあるとあるマンションの住人たちが、残された日々を

どんな風に過ごしているのか・・・

8つの物語で描かれています。

私が1番心に残ったのは「深海のフール」。

大きな櫓の上から沈みゆく街・・・眺めてみたいかも。

その後、自分が消えてしまっても。

 

この作品はNetflixでドラマ化もされており、ドラマを

見る前に再読しました。

 

世界が終わる時、自分はいったいどうしたいか?

何がしたいか?

最後まで生き残っていたいか?

いろんな問いかけをぶつけてくる作品です。

 

さあ、ドラマを観なくては~~~~