【読書記録】356冊目「逢坂冬馬 同志少女よ敵を撃て」
セラフィマはモスクワ近郊の農村で、母親と二人で
暮らしていた。
村人もいい人ばかりで穏やかな生活を送っていたが、
その生活はいきなり奪われてしまった。
村を襲ったドイツ兵は、無残にも村人を殺害。
母親も目の前で撃ち殺されてしまう・・・
殺されそうになったセラフィマを救ったのはイリーナ。
イリーナは赤軍の兵士で、後にセラフィマの運命を大きく
左右する人物になる。
戦争は、最初から最後まで地獄が続く。
戦争が終わっても、人の心に永遠に地獄が居座ってしまう。
地獄に居座られても、自分を守るため、仲間を守るため
国を守るために闘わなければならない。
その過酷な現実を突き付けられて、読み進めるうちに
苦しくなってくるんですが、読むのをやめることは
できませんでした。
どこまでも悲惨な戦争が、いかに愚かなことなのかを
心に刻みつけるために最後まで読み切りました。
今、この作品に出会えて良かった・・・・


