【読書記録】302冊目「知念実希人 ひとつむぎの手」
主人公は平良祐介。
大学病院で心臓外科医になるべく奮闘している医師である。
妻と娘に寂しい思いをさせていると思いながらも、必死で激務に
耐えているのは一流の心臓外科医になりたいと思っているから。
地道に頑張っている祐介に、もたらされる2つのミッション。
1つ目は3人の研修医を指導し、入局をさせるというもの。
2つ目は怪文書を送った人を探し出せというもの。
そうじゃなくても激務なのに・・・と、あまりにも気の毒な立場に
立たされてしまう祐介ですが、時に挫折しながら時にがむしゃらに
患者にぶつかっていく姿に、心打たれました。
患者に真剣に寄り添う姿に、最初は祐介を見下していた
研修医達も敬意を持って接し始める。
決して派手さはないけど、真摯な態度は頑なな心をかえて
いくものですね。
祐介の背中を見て、自分たちも医局に入ろうと決めた研修医たちの
言葉に涙が止まりませんでした。
新たな地で、祐介がどんな風に医療に取り組むのか。
気になります。続編期待したいです!!


