韓国映画『サイコキネシス 念力』
リュ・スンリョン、シム・ウンギョン主演作品。
ダメダメおやじシン・ソッコンをリュ・スンリョンがコミカルに演じます。
偶然飲んだ湧水に含まれていた超能力(笑)
知らず知らずのうちに超能力を身に着けることになったソッコンは、
その力をお金に替えようと、ナイトクラブでマジシャンとして働こうと
決意・・・マジシャンの道を歩き出そうとしたところに、母親と
暮らしているシム・ウンギョン演じる一人娘シン・ルミからの
電話で離婚した妻が死亡したことを知る。
強引な立ち退きを要求されていたルミたちは、阻止しようとして、母親が殺されて
しまうんですね。
事故とは呼べないほどの強引な立ち退き強要。
葬儀場にもやってきて、ルミや商店街の人たちをも苦しめます。
その姿を見たシン・ソッコンは、ルミに危険な目に合わないように暮らして欲しいと
懇願。
母や自分を捨てたソッコンが何を言っても聞くはずがない、ルミの前で
自分が手に入れた超能力を披露し(笑)働くことになったと豪語するんですが
ルミは拒否するんですよね~~
なかなか親子の関係は良くならない中で、さらなる強引な立ち退きが
行なわれ、ルミたちの命をかけた戦いが始まってしまいます。
娘を守るために、今こそ力を発揮するソッコン。
しかし、一筋縄ではいかないという(爆)
リュ・スンリョンが、あまりにもダメおやじすぎて(笑)
でもだんだんとシン・ソッコンというキャラクターが愛おしくなってくるから不思議。
今こそ娘のために力を尽くす!
まだまだ超能力に不慣れで、扱いなれていないところがツボなんですよね~~
地上げは、そこまでするかというほどの非道さをもっていて、ゲスなホン常務役を
チョン・ユミが演じていたので、ある意味驚き・・・
相変わらず目に力がないので(笑)ゲス役がお似合いでしたわ~~(爆)
ラストはいい笑顔でチキン屋でビールを飲む、お客さんたちや、元気に働く
ルミ、ルミの婚約者になっていた弁護士(パク・ジョンミン)、商店街の人たち
そしてソッコンの未来が明るいものであると感じられたので良かったです。