【読書記録】265冊目「中山七里 アポロンの嘲笑」
東日本大震災で人々が苦悩のどん底に突き落とされている中、殺人事件が
発生した。
犯人とされる加瀬邦彦は、家族ぐるみで付き合いのあった金城純一を口論の末
殺害に至る。
最初は大人しく連行されようとした加瀬だったが、一瞬の隙をつき逃走。
自分の保身のために逃げたかに思えたが、加瀬が向かった先は・・・
加瀬を取り逃がしてしまった福島県石川警察署刑事課の仁科は、加瀬の
過去を辿るうちに、彼の孤独な生きざまを知ることになる。
そして見えてくる真実とは。
加瀬の心から守りたい思う人々のために、自分の命を顧みずに立ち向かう
姿、刑事としてはあってはならないことかもしれないけど、加瀬の気持ちを
くみ取り協力する刑事の行動に胸打たれました。


