【読書記録】241冊目「夏川草介 安曇野診療記 勿忘草の咲く町で」
夏川先生の作品は、本当に優しい気持ちにさせられる・・・
今回もしみじみ感じました。
舞台は梓川病院。
看護師の美琴と、研修医の桂が出会うことから物語は進んでいきます。
地方病院の梓川病院には、たくさんの高齢者が入院しています。
高齢者と向き合うと、どうしても避けて通れないのが延命するか
しないかという道。
元気に退院できるのならば選びたい措置でも、寝たきりで先が
見えない人に施していいのか。
その境目の難しさ。
この作品を読んで、生きるということ、生きていくということを
深く考えさせられました。
桂先生と、美琴、また他の先生たちの命を尊ぶ姿にも
胸打たれ、感動しました・・・・・
常に感動を届けてくれる夏川作品。
出会えて良かった1冊です。


