【読書記録】2019年76冊目「樋口 直哉 スープの国のお姫様」
主人公は元料理人。
無職の彼の元にもたらされた仕事は湘南に住んでいる
高齢の女性のために毎晩一杯のスープを作るというもの。
破格な報酬につられ仕事を引き受けた彼が訪れた
屋敷で待ち受けていたのは高齢の女性だけではなかった。
彼女の孫娘も滞在しており、二人のために最高のスープを
作ることになります。
頑なな雰囲気を醸し出していた孫娘ですが、話してみると
妙に料理にも詳しく、いつしか彼と心を通わせるように。。。
作者が現役の料理人とのことで、料理の描写が
とてもきめ細かく描かれています。
スープの国のお姫様
Amazon |