ホンソンス淑明女子大法学部教授
歌手ピ(チョン·ジフン)が熱愛中である事実が大きな話題となった。
ところが突然とんでもないところに火の粉が飛んだ。
レインが芸能兵士(広報支援隊員)として服務した300日間71日の
休暇と外泊を書いたということだ。 ""四日に一度外泊 "軍人なの?"という
タイトルが付いたニュースが出ると、ほとんど怒りに近い反応が続いた。
これよく休暇に行く兵士は、聞き慣れ報道できなかっただろう。
しかし、事実関係をよく見れば話がちょっと違う。
71日の業務上の外泊が44日だったが、これは広報支援隊兵士の性格上、避けられない
"出張"(スタジオ録音、慰問列車出演など)で、休んだり、遊びに通ったことがなく、
軍服無償任務を遂行したのだった。
したがって、残りの27日が一般的な外泊·休暇なのに、これは一般の兵士よりも
数日多くのレベルである。
その程度が "特恵"と呼ばれる問題の実体だ。
いろいろな行事に呼ばれ通う広報支援隊兵士たちは激務に苦しんでおり、
褒賞休暇は、これに対する補償だったのが軍当局の解明である。
レインに対する根拠のない非難を責めて、軍当局の立場を弁護しようとする
話ではない。
このハプニングは逆に一般兵士たちがどれだけひどい処遇を受けているかを
よく示している。
軍隊に行って一番大変なことの一つが、外部と断絶した劣悪な四分の一生命である。
兵士たちは仕事時間外や休日にも作業に動員される場合が多い。
それさえも休む時も、複数の兵士とした四分の一で生活しなければならない。
自分だけの時間を持つことが容易ではない。
そう仕事して毎月受け取るお金が10万ウォン余り。
受刑者たちが労働をして頂く仕事の助成金(一日最大5500円)にも満たない水準だ。
さらに、兵士たちは通常、学校や職場を通って軍に入隊する。
経歴断絶による不利益は並大抵ではない。
軍隊での過酷行為が大幅に減ったとはいえ、2011年を基準に暴行の疑いで
立件までされた事件が1500件超えており、国家人権委員会に提出され、
軍関連陳情事件も毎年増えている。
複数回指摘された軍の医療システムも問題だ。
軍の医療予算は、国防予算の1%にも満たないされ、兵士の健康診断の
予算は1人当たり6000ウォンだという。
このような兵舎現実には、誰やすい軍生活をするという話を聞いた時、神経が
鋭くなるのは当然だ。
レインがスタジオで夜を明かしながら録音をしたが、四分の一生命よりはるかに
楽に見えたのだ。
結局、問題は劣悪な兵営現実である。
困難な仕事を遂行して、私は後に十分な休暇が補償で与えたとすれば、
レインの褒賞休暇にあまり敏感でない理由がなかった。
日課時間後や休日に自己啓発のための時間が満たされていたら、軍隊でも
芸能活動を続けているレインを羨望する必要がなかった。
いやそもそも美味しい食事、暖かく快適なベッド、十分な休息時間や休暇、
適正な賃金、適切な医療サービスなど、一言で "人格的に尊敬されて軍隊"だったら
広報支援隊兵士たちの処遇にあまり敏感に反応する理由がなかっただろう。
世論が悪化すると、軍当局は、いち早くレインを懲戒委員会に回付すると発表した。
事案を見たところ厳密にみれば規定違反かもしれないが、懲戒までする事案か
どうかは疑問である。
問題の原因を個人の逸脱行為に回すようで心が気まずくている。
しかし、問題は、レインの特恵ではなく、一般の兵士たちの劣悪な処遇だ。
怒りの矛先はレインではなく、国を向けるべきだ。
レインになぜ特恵を与えたのかと怒りのではなく、兵士たちがやっとこんな待遇を
受けるのが適当かと国に抗議すべきことだ。
ホンソンス淑明女子大法学部教授
