「早とちり」する人と言うのは、間違った判断を早期にしてしまう人の事で、「せっかち」だったり「負けず嫌い」だったり「早い事は高く評価される」という思い込みを強く持っていたりしてなんにでも直ぐに反応してしまう人の事です。

 

 

話半分で判断してしまうため間違いも多く、それを素直に「間違いだった」と認められればいいのですが、早とちりする人は負けず嫌いな事が多くそれがプライドにも影響して間違った主張のまま突き進んでいって理論崩壊などをする人が多いものです。

 

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では、先ずは「もはや炎上しない事は無い日テレの24時間テレビ」の話から…

 

日テレは21日に放送された番組で「今回のスタートなんですが、気温が下がってくる夜の8時ごろを予定しております」とスタート時間について説明。「スタート地点周辺の8月31日8時の過去10年間の平均気温はおよそ26度ということなんですが、水分補給の徹底ですとか、専門スタッフによるペース管理を行い、無理なく対策を行っております」という説明を岩田絵里奈アナウンサーにさせました。

 

これを聞いて「へ~そうなんだ」などと思った人は間違いなく早とちりさんですね。

 

なぜなら、この時間のスタートは今までのスタート時間と変わらないからです。

 

そして、問題になっているのは昼夜問わず高温多湿の中、また、厚労省や医療機関も屋内外問わず運動を避けるように注意喚起しているにも関わらずマラソンと言う過酷な運動をさせそれを「感動する事」としてテレビを使って広めている事です。

 

また、青文字の部分は「夜のスタート」がもっともらしく聞こえるように補足していますが、「高温多湿の中マラソンするのはおかしい」とする話の論点ずらしの余計な情報です。

 

夜にスタートするからと言ってカンカンに暑い昼間には走らないのかと言えば、昼間にだってしっかり走るわけで「夜にスタートするかなんなのはてなマーク」って事なんですが、それをテレビでしれーっと言うところが多くの人は「姑息だな」と思うんですが、中には「夜スタートする=配慮している」と結びついちゃう早とちりさんが一定数いるところが怖いところですね汗

 

また、この24時間マラソンのランナーになった「やすこ」が20日に放送された番組内で「好きなだけ偽善って言ってもらって大丈夫ですね。むしろ批判されることも注目されることなので、そこすらも活用させていただいて、自分の思いと児童養護施設のことをしっかり伝えていけたらな」と発言した事が纏めサイトでは《24時間テレビランナー・やす子さん『アンチは好きなだけ偽善って言っててください』》とタイトルが付けられ「アンチ」というワードが付け足されそれをやすこが発言したと早とちりした人が一斉にやすこに攻撃…汗

(早とちりする人の特徴として、「確認しない」「証拠が無い」というのがあります。中には「証拠はあるビックリマーク」と言いながら全く証拠にならないものを証拠と言い張り無駄に時間を使う「プライドだけは高い残念さん」も少なくはありません。)

 

24時間マラソンで問題になるのは、走るランナーではなく企画を考えた日テレの方なんですが、どうにも脊髄反射する人は新しい情報が出ると直ぐにそれに夢中になるため、問題の本質が分からなくなる(問題の本質を見失う)傾向があります。

 

脊髄反射しちゃう早とちりさんの特徴は、話し方や説明の仕方にもよく表れます。

 

早とちりする人は、話の根本を理解する前に新しい情報や話題に飛びつくので、思考がごちゃごちゃで整理が出来ていません。

頭の中がごちゃごちゃなんだけど「知って欲しいビックリマーク分かって欲しいビックリマーク」という思いは強いので余計な話まで盛り込んで話を分かりにくくする事がよくあります。

本人的には「細かい事まで話した方が分かって貰えるはずビックリマーク説明材料は多いほどいいはずビックリマーク」と思っていますが、大体が感情の説明が多く話を理解するには必要のないものが多いんです汗

(「説明が下手」と言われる人にはこの傾向が強くあります。)

 

ここまでで、どの立場に立とうが「脊髄反射する人は早とちりが多い」という事がお分かり頂けたと思います。

 

で、早とちり同士が対立すると話の本質がどんどんズレて違う方向に行ってしまったり、場外乱闘のような事が起こるけれど誰も治められなかったりするので本当に厄介です汗

 

それが起こっているのがフジテレビが放送した「27時間テレビ」での100キロマラソンです。

 

元々この酷暑で長距離マラソンを実施することに批判があり、それを押し切って開催してドクターストップが出た事もあり「あぁやっぱりね」という反応をする人が多い中、声優の金田朋子さんの元夫である森渉氏が完走後「ちなみにネットニュースを見ると真夏の長距離マラソンへの批判がいくつか見られますが、真夏の暑い中でのマラソンが危ないのなんて、オファーを受けた時点でみんなわかってます」「だからちゃんと練習するし、対策を練って準備するし、その企画を批判するのは、、、本気で準備して、本気でその場に立ちたくて努力している人たちを侮辱している気がして残念です」「出演者は、危険だけどそれでも準備を怠らずにギリギリまで努力する姿を見せて、1人でも多くの人に元気になってほしいと思ってやってます!!と、投稿した事で炎上。

 

この問題は、「この酷暑の中、しかも厚労省、医療関係者、各局ニュースなどでも屋内外関わらす、なるべく運動などはせず屋内で涼しく過ごすようにと熱中症の危険性と過ごし方を喚起している事を完全無視して強行した企画」の方に多くの批判が上がっているものですが、それを「自分が言われているむかっ」として捉えているのとなぜか「全員を代表している」感に多くの人が違和感を覚えたのです。

 

つまり、多くの人が問題視しているのは企画をしたフジテレビの方で、「ランナーにも色々な事情があり出ざるをえない人もいるだろう、表向き『望んで参加しています』と言わないといけない人もいるだろう」事も考慮して「企画」を批判しているのです。

 

しかし、なぜかリーダーのように出て来て「全員の事は自分が全てわかってます」的な発言をして無理くり自分に注目を集めるような感じと「企画してサポートしてくれたフジテレビは素晴らしいビックリマーク」と言わんばかりの発言がフジテレビへの「よいしょ」や「リップサービス」と感じ敬遠され炎上しているわけです汗

 

ではなぜこんなに過剰反応するのかというところで言えば、これには金田さんとの離婚が少なからず関係しているのではと考えます。

 

正直、森氏がテレビに出る時は金田さんのバーター夫として紹介される事が多かったと思います。

 

それがここに来て離婚。

「画面で見る限り仲が良さそうなのに離婚はてなマーク」その理由を説明されても視聴者には「はてなマーク」で、まぁ人んちの夫婦の話ですから正直そこはどうでもいいんですが、フジテレビの方に向いている非難をわざわざ自分に向けてフジテレビをよいしょするようなコメントやそれにリポストする金田さんの行動などをみると、金田さんの発言や行動は「離婚するからの置き土産」感を感じますし、森氏の過剰なフジテレビへの賛美はこれからを見越しての「これからよろしくお願いしますね」感が漂っている気がします。

 

「猛暑下でのマラソン企画が危険なんだ」というそもそもの問題から論点がズレているという指摘が多かったからなのか「色々な意見がありますよね〜。どれも間違いではないと思うけど、リスクを恐れて批判するより、挑戦したことを讃えられる大人が増えてくれるといいなと思います。もちろんただの無謀な挑戦じゃなくてね。そんなワクワクする世の中を子ども達に見せてあげたいです」と、何となくふんわり誤魔化す言い回しで「上手く纏めたぞ」的に子供を最後に持って来るのが…「あぁ受け入れられない感じ出しちゃってるな…汗」と…。

(こういう感じが、前回にも書いた「特攻兵感」があるんですよ汗

 

毎度毎度言いますけどね、こういう親の無理くりな主張のツケを払うのは子供なんですよ汗

 

で、前にも言いましたけど、世間からの真っ当な指摘にイキって反論する親の特徴として子供が就学前後である事が多く、その理由は、子供が基本的な行動(「ご飯を自分で食べられる」や「トイレで自分でお尻を拭ける」「簡単な会話が出来ある程度の意思疎通が出来る)などを「子育て出来た」と完了形で捉えてしまう事が多いためです。

 

四六時中目が離せない新生児や乳児、どこに行くか何するか分からず会話もままならない幼児期から比べれば基本的な行動が出来るようになっただけでも「育てた」という思いがあるためそういったものが親の自信になるのですが、この自信が人によっては暴走気味に働き「自分の発言や行動に間違いはないビックリマーク」と極端な方向に向く人もいますし、元々プライドが高く自信家であれば「自分の考えは絶対ビックリマーク」と思いますし、「間違いかな」と思ってもプライドの高さから修正が出来ません。

 

こういった「思い込み」が就学前後の親に多いのは、他の親との距離感を考慮する機会が無いため、自分本位の思考で他者に喧嘩を売るような発言をする事が多いんです。

 

「子育ては一生続く」とも言われますが、子育てで一区切りつくとしたら、子供がある程度の知識や教養を身に着け職に就いて一人で食べていけるようになれば親として自信を持っていいのではないかと思います。

 

まぁ、親の揉め事に「子供」というワードを出して「自分が勝った感」で終わりたいのでしょうが、多くの人が理解できない主張は後々返ってくるものです。

 

今一度、問題の本質を考えてみると見えなかったものが見えてくるかも知れませんね。

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いですラブラブ

 

 

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