私、存じ上げなかったのですが、福岡みなみ さんと言うタレントさんが炎上中のようですね。

 

原因は本人が出演した「関西コレクション 2024S/S」で撮ったモデルの集合写真をめぐり、自身のインスタグラムに“関コレでの写り悪い写真が拡散されていて、本当はもっとかわいいはずなのに悔しい”とファンからコメントが寄せられ、それに対してのアンサーがストーリーズに下記のように出された事が炎上の原因です。

 

【ストーリーズにあがった投稿文】

「関コレ実は私、メイクの方が学生さんだったのか慣れてなくてステージ10分前にベースメイクしか終わってなくて不安で泣いちゃったんだよね。その後たくさんの方が走ってきてくれてみんなで直して仕上げてくれたの。だからいつもと顔違くてごめん」

 

これに「人のせいにするの?」「メイクさんかわいそう」「関コレって学生がメイクするの?!」と、まぁもっともな意見や疑問が寄せられる事になり、鎮火のためなのでしょう22日、自身のXで下記のように投稿。

 

【22日投稿文】

「歩き方も知らない素人なのに、ランウェイに呼んで頂けたことが嬉しくて出てしまい、身長も低かったりとスタイルは自分でも自覚していて、全部自分のせいなのに写真のせいで不快な思いをさせてしまった方には申し訳ないです」「メイクの件もメイクさんのせいでは無いです。崩れたのは私が直前に泣いてしまったからです」と釈明し「他のプロのモデルさんのお隣に並ばせて頂くのも本当に恐縮でした。本来はモデルさんが輝く場所なのでなるべく素人の私は邪魔にならないようにと思っていたのですが、あの写真がフォーカスされてしまいモデルさん達にも本当に申し訳ないです」

 

しかし、この投稿…鎮火させるには間違いだらけなんです汗

 

そもそも、はじめの投稿で「メイクの方が学生さんだったのか慣れてなくて」と憶測(「メイクの方が学生さんだったのか」の部分)+断定(「慣れてなくて」の部分)を出してしまったがために「きっとそうなのよ、そうに違いないのよ」と、言っていると読者に捉えられてしまった事が大元です。

 

「不安で泣いた」と言うのは自分の思いから来る行動なので、それを憶測と断定で誰かのせいにするのはいけません。

 

また、22日の投稿文の「歩き方も知らない素人なのに~」から始まる文では自身の身長やスタイルの事やモデルの邪魔にならないように…などなど遠慮や恐縮と言うよりは、遜り過ぎて「度を越した卑下」になっているんです。

 

これは、「何をどう謝っていいか分からないので、取り敢えず遜って遜って謝っとけばいいかな」と半ばパニックになっているからではないでしょうか。

(それはそれで、また違った方向から攻撃されますのでリスク管理、危機管理が出来る人とご相談しながらマネジメントした方がよいかと思います。)

 

ま、そもそものミスは「メイクの方が~」と言ってしまった事なので、後から「メイクの件もメイクさんのせいでは無いです。崩れたのは私が直前に泣いてしまったからです」と、言ったとてって事なんですが…汗

 

この場合、はじめの文章で「焦りと緊張で泣いてしまった」「さすがプロはちゃんと間に合うように仕上げてくれた」「写真写りが悪いのは泣いたから」「とても勉強になった、いい経験だった」という情報だけ入れて発信すればよかったのですが…説明下手な人にありがちな「余計な情報を入れ過ぎ」で、炎上してしまい、これまた謝罪(鎮火)の仕方を知らないので「何でもかんでも卑下して謝る」という火消しにならない火消し行動に出るという…「余計な情報を入れ過ぎな人」「情報を纏められない人」「説明が下手な人」あるあるです…汗

 

発信の要点は上記↑書いた通りとして、次は謝罪に関してです。

 

まず「自分ではどうにも出来ない事」について卑下するのは間違いなのでやめましょう。

 

モデルほどの身長がない事やモデルのようなウォーキングが出来ない事などは仕方のない事です。

 

オファーを出した側もそれを承知でオファーしているはずなので、ここは「オファーをされた側」として堂々としていい…と、言うより堂々としなければいけない「仕事の現場」です。

 

22日の投稿をみると「メイクさん」という単語より「モデルさん」という単語が多く、内容もモデルさんに気を使っている書き方が多いので憧れや気に入られたいという気持ちと怖い、ビビっているという気持ちがあるのでしょう。

 

しかし、必要以上に遜っていると、相手に「この人はこのポジションでいい人なんだ」と思われ、自分でも次第にそう思うようになり、そういう行動をするようになります。

 

これは大変危険な行動なのでやめましょう。

 

やった事は人の記憶にの乗るので取り消せません。

取り消せませんが「人が注目しなくなる方法はあります。」

 

それは問題に真摯に向き合って「自分の行動(発言)のどこの何がいけなかったのか」を自分でなぞり、認め、発言する事で問題に注目する人たちは「問題を理解したんだな」と思うからです。

 

今回の事で言えば「メイクの件もメイクさんのせいでは無いです。崩れたのは私が直前に泣いてしまったからです。」と、認めてはいるものの、その後のモデルさんへの発言の多さがメイクさんの行を打ち消してしまっているんです汗

(つまり、福岡さんが重きを置いている、心が誰の方を向いているかが分かってしまっているんです。)

 

意図しない炎上であれば早い鎮火が一番です。

 

それは、炎上というものは諸刃の剣で魅力的(フォロワーが増える、注目されるなど)に見える一面に魅了されてしまう人が後を絶ちませんが、その人を悪い意味で強く印象付けてしまう危険性があり、長い目でみればデジタル社会の中では特にメンタル面でのデメリットが大きいからです。

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです音譜

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

今回は予告とは違うものを投稿いたしました。

 

予告しているものに付いては今しばらくお待ちください。

 

予告なく別の記事を投稿する場合がありますのでご了承ください。