21日に投稿した「これが心理的児童虐待です」の記事に皆様が激しく反応してくださっているおかげで今日の午後8時現在もの凄い勢いでブログの閲覧回数が上がっています。

また、リブログもして頂いているようでありがとうございます。

 

 

今回は前回書ききれなかった事の補足をしたいと思い書いております。

短い記事になりますが、児童虐待の中でも心理的児童虐待が持つ特異性について大切な事を書いておりますので是非お読みいただき共有していただければと思います。

 

心理的児童虐待は児童虐待の中でも他人が理解しづらく、また他の虐待に比べ物的証拠が残りにくく子供本人も気が付かないうちに周りや大切な人を傷つけ全ての事情を理解すると自分で自分を責め苦しむという考えられないほど残酷な虐待方法です。

 

これは戦争などでも使われる虐待方法で、占領したところのまだ年端もいかぬ子供を連れ去り自分たちの領土で育てるのですがこの時「お前たちは自分たちの領土の子だ」と教え込み「この国を守るために戦ってこい」といって、その子達の故郷を攻撃させ子供たちの事を知っている人、待っている人を連れ去られ記憶を書き換えられた子供たちが殲滅するという手法と同じものです。

 

子供たちは大きくなるにつれ史実を知るようになり、自分たちが何をされ、何をしたかを理解できるようになると受け止めきれないほどの罪悪感と後悔と怒りや悲しみに襲われ絶望します。

 

復習しようにも子供たちが気づく頃には年月が経ちすぎて復習相手は亡くなっていたり、どこに行ったかもわからなくなっている事が多く子供たちは持って行き場のない悲しみや怒りを抱えたまま苦しむのです。

 

片や戦争、片や家庭の話しですがやっている心理的児童虐待は同じなのです。

 

児童虐待はセンセーショナルに報道される割にはその時だけの話題に終わる事が多く深く知られる事があまりありません。

 

せめて、この記事を読んでくださった方だけでも心に残していただければと思います。

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いですクローバー