最近では海外旅行も珍しくなく、女性一人で海外に行くと言う方も多いですよね。

 

私も旅行は大好きです。

特に大型客船の船旅は同じ方々とディナーをご一緒する事も多く色々なお話も出来ますし、現地に着けば現地の方々との交流も楽しいものです。

 

旅行だけでなく公の場所では楽しむためにマナーが重視されます。

 

その為、控えなければならない話題があるのをご存知でしょうか?

 

公の場所では政治の話、宗教の話、スポーツの話は避ける方がよいとされています。

 

これは多くの人が所属したり贔屓したりしていることが多く、対立構造が生まれやすいためです。

 

 

ただ、この3つの他に日本人が気を付けなければならない話題が

 

もう一つ・・・

 

 

 

血液型の話題です。

 

日本ではポピュラーな血液型の話題も海外では事情が違うのです。

 

そもそも海外では自分の血液型を死ぬまで知らない人の方が多いくらいで、自分の血液型を知っている人は何らかの事情を抱えている場合が多いのです。

 

例えば、重病を患った事があるとか遺伝的問題を抱えているため長期的観察の為に知っている、家が財産家の為に生まれてすくに血液検査をした等です。

 

あまり嬉しくも楽しくもない背景の中にわざわざ踏み入って血液型の話題をするのは愚かな事です。

 

 

心理学を学ぶ上で最も重要な事は

 「錯覚を知る」 という事です。

 

その中でも 「認知の錯覚」 を理解し意識していないと、まさかの場所でとんでもない事を自分がするかもしれないのです。

 

そう、まさに血液型の話題をする事が世界レベルからみるととんでもない認知の錯覚を起こしている状態なんですが・・・

 

残念ながら日本人にはいまだに血液型占いを信じている人は多く、それは心理学を学ぼうとしている人にも見受けられる現象で時々驚くことがあります。

 

 

とある心理学実験の時、授業終わりに隣に座っていた女性が私に 「ねえねえ、血液型何型?」 と聞いてきた事がありました。

「ん?血液型で何か判断しようとしているのかな?でも、心理学実験に参加するくらいだから血液型で性格が違うという事はないという事は理解できているよね?」 と思って 「A型だよ」 といたら 「やっぱり~きっちりしてそうだもん~」 と言っていたが私は内心 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?」と思いました。

 

しかし結構な頻度で血液型別性格判断を口にする人は多く本当に驚きます。

 

少し話がそれてしまいましたが・・・

 

 

では血液型占いや血液型性格判断を信じている人はどれくらい世界的規模で血液型分布を知っているかと言うと・・・ほとんどの人は知らない、もしくはどの国でもA型、O型、B型、AB型の順で少ないと思っていたりする。

 

残念ですがそれは違います汗

 

世界で最も多いのはO型、ブラジルはほとんどがO型で純潔のブラジル人はほぼ100%O型だと言われています。

また、インドはB型が多く、A型は北半球に集中している事も知られています。

 

つまり、日本のようにA、B、O、ABとちょうどいい感じに分かれている国の方が珍しいのです。

 

そこに最もらしい説明を付けたのが血液型占いや血液型別性格診断なわけです。

 

この血液型別に性格が違うという診断は、発表されたときに爆発的話題になり多くの人が信じたことで今でも信じる人がいるのですが、外国との交流が個人レベルになった現代では野蛮な思想と思われかねないのです汗

 

 

A型はこんな人、B型はこんな人・・・と調子に乗って話していたら世界レベルではあなたの事を、血液型分布を知らない(知識がなく)、○○型はこんな人(レッテル貼り、偏見持ち)、自分は知っていると誤解して調子にのる(空っぽな人間)と思われてしまうという事です汗

 

特にあなたがトップレベルの人とつながりたいと願うならここは押さえておくべき大切な内容です上差し

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです音譜