何かが始まりそうで、でもまだ始まらないままの時間がある。


なにか言いたいのに、言葉にはならないまま、

胸の奥に沈んでいる感覚。


それはまだ、名前がないだけかもしれない。


名づけてしまえばすぐに消えてしまいそうで、

ただそっと、ここにいてほしいだけのもの。


触れすぎずに、でも手放さずに。

言葉にしないまま、でも確かに、

いまもここに、息をしている。


今日はその無名のままのなにかと

静かに、共にいます。