こんにちは。
高岡ミツエです。
多分長くなると思います、笑
ちょうど昨年の今頃、我が家はというか、私がてんやわんやになっていた時期でした。
夫が職場で異動になり、土日休みだったのが、土日勤務になったのです。
みつまめのレッスンは、毎週ではありませんが、土日のレッスンもあります。
それまでは、夫をあてにして私も仕事ができておりました。
それがもうひっくり返される状況になったわけです。
ましてや異動なので、はい来週から!みたいな話です。
娘は高校生。土日はほとんど部活ですし、一人で色々できるお年頃です。
ここで考えなければならないのが「息子」
知的障がいの息子は、一人で留守番は不可能。
大人がついていないと難しい状況です。
まず、福祉サービスを利用できる時は利用させてもらいました。
が、なにぶん急でしたので、空きがなく入れない状況もあり。
次に、お互いの実家を頼る。
こちらも、大丈夫な時は頼りましたが、お互いの両親はまだ現役なので。両親が仕事でどうしてもダメな時もあり。
前日まで模索し、色々な策を練りましたが、どこも頼れない状況が2回ありました。
それが「田中佳先生の招致講座」と「石鹸1dayレッスン」でした。
で、今までの私の中ではありえない選択「息子を連れて行く」ということを実行したのです。
これ本当に、私の中では勇気をふりしぼって決めた決断でした。
まず、みつまめBOX主催、ドクターでもある田中佳の招致講座。
こちらは、私がお話をする講座ではありません。
私の役目は、主催者として、受付と最初の挨拶をするということ。
講座中は息子が騒ぐだろう→退室して終わるまで違う場所で待機。これで、なんとかなるのではないか。と考えました。
で、営業の方には息子を連れて行く事をお伝えしていましたが。
当日、息子を連れて会場に行き、佳先生にもお伝えしました。
「今日どうしても預け先がなく、息子を連れてきました。」
「知的障がいなので、大きい声を出したり、騒いだり、ご迷惑おかけしてしまうかもしれません。」
するってーと、佳先生は「うん。何か問題ある?」と。
へ?笑
「講座中は、一旦退室させてもらいます。」と伝えると、
「なんで?部屋にいてもいいんじゃない。」
へ?笑
結局私は、息子を連れ出して、講座中は外で時間を潰したのですが。
そして、それから間も無く、また預け先がない日がやってきます。これまた前日まで色々模索しましたが、どこもOUT。
で、石鹸の1dayレッスンでしたが、参加者の方に事情をお伝えし、ご連絡いれさせていただきました。
皆さん、快くOKしてくださいまして、息子同席のレッスンとなりました。
レッスンの間、私の横に一緒に立って、特に問題行動をおこすでもなく。
そして、準備と後片付けもずーっと一緒でした。
息子もね、4時間近く1回も座ることなく私と一緒に動いていまして。さぞかし疲れたと思います、笑
これらの出来事を通して、私は大きな事に気づきます。
障がいがある「息子」は周りに「迷惑をかける」と私が思っていたこと。
障がいがある「息子」は「受け入れてもらえない」と私が思っていたこと。
排除していたのは、私だったことに気づいたのです。
だからね、昨年の春、息子が排除されたと思われる出来事が続きました。
昔の私だったら、排除した相手や事業所に対して、怒り、恨みだけをもって、全部相手のせいにしていたに違いありません。
でも、そこで自分と向き合うとやはり自分の問題なんですよね。
向けるべきところは、起きている出来事じゃないんです。
障がいがあるとか、ないとか、どーでもいいことなんですわ。
でね、息子を連れて行ったお仕事ですが。
佳先生の講座では、騒ぐことなく過ごしていた息子でした。
私が受付している時、息子の事をそっと見守ってくださっていた、みつまめ生のKさん。
なんでKさん廊下にいるんだろう?って思ってたんですが、息子の事を見守ってれている事に気づきました。
講座が終わると、会話にならない息子に声をかけてくださった、みつまめ生の皆さん。
こうしてね、皆さんが受け入れてくださった経験を体験することができた私。
あ、でも、受け入れない人がいてもいいんですよね。
受け入れない=悪ではない。
受け入れる、受け入れないは、その人の自由です。
私が「受け入れてもらえない」と思っていたということ。
これって、息子のことも信頼していないし、相手の事も信頼してないし、何より自分を信頼していないということなんですよね。
石鹸の1dayレッスンの時もそうでした。
石鹸レッスンが終わった日に、メッセージいただいたのですが。
「バタバタしてすみませんでした。」とお伝えしたら。
「先生はバタバタしていたように思っていたかもしれませんが、いつもと何ら変わらないレッスンでしたよ。
それにピュアな息子さんとふれることができて嬉しかったです。」とメッセージいただいて。
他の皆さんも心から受け入れてくださったのを、すごーく感じました。
受けれいてもらえない。迷惑かけちゃいけない。息子を連れていくなんてありえない。と、思っていた私。
でも、息子は大丈夫だった。
大丈夫じゃなかったのは私だった・・・。
子どもは、全エネルギーを使って、親にメッセージを送っていることを心底感じました。
この出来事がきっかけかもしれません。
障がい児専門のシッターをたちあげようと思ったのは。
1年前の出来事とは思えない、笑
自分と向き合うことで、1年後全然違う世界がみえるんですよね。
来年の私はどういう世界にいるか楽しみですわ♡
子どもが送っているメッセージ、あなたは気づいていますか?
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