『ウエイトスミス版』司祭
夢中になっている内は夢心地で、わたししか世界にいないかのように感じられる極上の時間。
けれどもふと現実を見やると、そこには何ら結果を出せていない重い現実が。
元来現実主義であるわたしは、現実への適応能力が高い。
そのため諦めも早いかもしれない。
どこかで終わりにしなければならないものと、そうではないものがあるけれど、ここでのものは諦めてはいけないもののよう。
ただ何らかの成果を手にするには思っているよりもずっと時間がかかる。
教わる姿勢に、学ぶ意欲。
そこに本気を加えて。
状況が許すのなら、もう少し続けてみては?
人生のどこかで娯楽から遠ざかり何かに集中する時間は、生涯の宝物になるかもしれない。
慎ましく現実を生きるだけでは得られない何かを得られるはず。