『ウエイトスミス版』審判
筋を通したものの他の人はそうではなく、わたしだけ貧乏くじ。
裏切りというほど大それたことではないし、人間関係に亀裂が入るほどのことでもないけれど、なんだかなの気分が拭えない。
でも、ここでの判断が間違っていなかったことは後になって分かる。
その時には目先の利益に踊らされず筋を通した信頼できる人として、評価も高まっているかもしれない。
損して得取れの精神でいこう。
その場その場をうまくやり過ごすことが、わたしは出来ない。
時と場合に応じておべっかを使いもするけれど、魂までは売れない。
だから世渡り上手の人よりも損をすることが多い。
けれども、ここは変えずにいこう。
たとえ不遇の時代があったとしても、分かる人には伝わるのだから。