『ウエイトスミス版』月
自分に正直でありたい気持ちが強くなりすぎてしまうと、相手を思う気持ちが薄れてしまう。ある種の正義感が働いてすべてを言葉にしてしまい、意図せず人を傷つける。
知らない方が幸せなことはたくさんあるし、わたし自身にしてもすべてをつまびらかにしない方が神秘的な魅力が増すというもの。
人よりも細かいことに気づいてしまうのは苦しい。
気づいてしまうから教えてあげたくなってしまう。
この才能にフタをしてしまうのは簡単。気づかないフリを続ければよい。でもそれには、この感覚を失うという代償が伴う。
相手を傷つけず、わたしの感覚も鈍らせない、そんなギリギリのラインを見つけていこう。
言語化という言葉に囚われないで。
言葉にしない方が伝わるものもある。