『ウエイトスミス版』塔
怒りに体が震える。
こんな人がいるなんて信じられない。
業界によって人の良し悪しはある。これは厳然たる事実として存在する。差別やら区別やら世間は騒々しいが、差別を主張する人にいくら区別と言ったところで通じない。ただ淡々と事実を積み重ね、抜き差しならぬところまで外堀を埋めていくしかない。
感情的な人に感情的になっては負け。
感情で生きている人にアドバンテージがあるのだから、勝てるわけがない。
感情のこじれは長引く。
その場を立ち去るという選択肢があってもよいのかもしれない。
わたしはこれまで人にも環境にも恵まれていた。そのことに気づけたことが、なによりの収穫。そのように気持ちを切り替えることができたなら、ここでの対応の仕方も見えてくる。