『ウエイトスミス版』星
本当に優秀な人は、自分の優秀さをひけらかしたりはしない。
たとえ他の人から見れば秀でていたとしても、本人にとっては当たり前のこと。
だからわざわざ自慢するまでもない。
常に自分を高めることに意識が向き、次なるものへ意識を働かしているので、ひけらかすという発想にならないのかもしれない。
では、今のわたしはどうだろうか。
「ふふん」と少し鼻高々で、今の自分に満足してしまっているように映る。
世界を見渡せば上には上がいることを思い知らされ、到底かなわないと唇を噛む。
完成したと思っていたもの、それにはまだまだ続きがある。
ここで終わりではない。
一度緩んでしてしまった気持ちに気合いを入れるのは難しい。
そこで今一度、わたしの夢を思い返してみよう。