斎藤守也さんの「小さき花の音楽会」
横浜・本郷台の「あーすぷらざ」にて。



2018年の第1回から、ずっと参加しています。
早いもので、もう10回目なんだとか。





子どもたちが好きな曲目に混じって
演奏してくださるオリジナル曲が、
私はやっぱり好きだなー。

「いつかの空」「一本道」を練習したくなりました。





「いとまき」は、「左手のための伴奏系エチュード」に短調バージョンが収録されていますが、今回は長調バージョンで、だんだん高い調に転調しながらテンポアップして盛り上がりました!

そして、コロナ禍の間に息子さんと鉄道ファン的活動から発車メロディの耳コピをされていたのをライブで披露されてましたが、それがついに「線路は続くよどこまでも」としてライブの曲目に!!
ご自分で撮影した鉄道の動画を編集し、まるで映画のようにぴたっと尺があって、始まって終わるタイミングも完璧、、、シーケンサーとか無しに感覚でテンポをキープしてですよ!!あまりに自然で、、、神業です。

コロナ禍にインスタのストーリーズで投稿されていた
ザ・ローズの対訳にあわせた演奏も素敵でした。あの時間だけは、大人向けでしたね。

バリアフリーコンサート、
いちばん最初に行き始めた頃はお子さんたちの声が、少し気になりました。

いまは、心の声が聞こえているような感じ。

気にならない聴き方みたいなのが
バリアフリーコンサートに
通っているうちに
なんとなくわかってきた。

一緒に聴く、って感じ。

クラシックのピアノリサイタルだと
飴をむくガサガサ音や、
隣の人の鼻息がうるさいなと気になる
そんなこともあるのだけど、

バリアフリーコンサートだと、何かが違う。
自分の感覚が、だんだん変化しています。


バリアフリーコンサートでは、守也さんを支えるたくさんの方々がいます。

昨日は、歌のお姉さんの太田めぐみさんが、YOASOBIの「つばめ」のツバメダンスを車椅子バージョンの椅子に座った状態で守也さんのピアノとコラボ。めぐみお姉さんのしなやかな腕が動きはじめると、なんて美しい!! 躍動感、キレ!! 圧倒されました。めぐみお姉さんは、この1曲だけ。

アンコールには、シンガーの谷本賢一郎さんが登場し「にじ」を守也さんとコラボ。それはそれは沁みる、ぐっときてしまう。谷本さんもここだけのためにかけつけてくださる。

きっと、ふたりとも守也さんとお客様みんながつくる音楽会の空気が好きだからなんじゃないかな、と想像しています。私も好きだから。





守也さんからは、「左手のための伴奏形エチュード」で一緒にお仕事していた時期、それが終わったあとに通ったコンサート、そして守也さんの曲を弾きながら楽譜を通して、ピアノの弾き方、ピアノへの向かい方、さらに数えきれないぐらいたくさんのことを学ばせてもらいました。

私が出したピアノ教材「ピアチャレ」の誕生も、守也さんからの学び抜きにはありえません。
ピアノを練習していても、守也さんの言葉をよく思い出します。

小さい花の歌テーマソングになっている。小さい花の歌障害がある子供たちの前で演奏するときは必ず演奏している。




バリアフリーコンサートでも、また、気づきがあります。

来月は、守也さん、相模湖でコンサート。ベーゼンで思い切りソロのオリジナルを弾いてくれるのが楽しみです。