雑誌原稿のまとめに入って全力で書いている途中で
娘が「お母さんちょっと込み入った相談なんだけど」
えっ?

「アダムスミスとマルクスとエンゲルスとレーニンが」
えっ???
「経済問題っていうんだけど」

大学の経済学の授業、レポートのテーマを決めるのに困っているらしい。先生の授業のパワポスライドがパソコンに入っていて、100枚ぐらい。これは、めまいが・・・

ググって講義をしてくださる先生の経歴を見ると、東ドイツの大使館に勤務、ロシア経済学がご専門のすごい方。あああ、、、私にも経験があった・・・

「すごい先生じゃない・・・。あのね、すごい先生の話ってね、今になるとありがたいってしみじみ思うんだけど、大学生の時は、意味不明でよくわからなかったよ。簡単にわからないから本腰入れて。先生の論文とか読んでみたら。著書もアマゾンでポチっていいよ」

「今からポチって読んでたら間に合わないよ」

「そっか・・・ごめんお母さん締め切りだからいまそれ以上考えられないよ」

あとで夫が「レポートの書き方」を娘に伝授してなんとか進めているようですが。

経済学部にいまから社会人入学したらこんな感じなんですかね。

ロシア革命のことを忘れているので「オルフェウスの窓」を読み直そうと思ったのですが、見つからない。どこに行ってしまったんだ・・・汗 


先生の著書と論文をひととおり読み、自分が共感できる話を抜き出し、要約しつつ自分の感想を入れていく。

意味がわからない用語を調べ必要ならば参考になる本で補強しながら書く、のが基本だと思います。そして関連する漫画などももしあればチェックです。