ピアノの師匠、多喜先生が亡くなって2週間が経ちました。

最初、ぼんやりして何もできない時間が多かった。

1週間後、斎藤守也さんのライブに行って、
沁みすぎて
言葉が出なくなってしまったけど、

次の日から、ぼんやりが減った。



まだ悲しいし、寂しいけど、
それをテンションに変えて頑張れることができてきた。

たぶん、あのライブで、確かな何かをもらったのだと思います。

セミナーで喋り、

アーティストにインタビューしながら、

少しずつ、先生がいない日常に慣れていく実感は、
ある。でも、まだ、慣れない。

多喜先生、

まだ先生がいないことに慣れていないです。新しく譜読みした曲はどうしたらいいのか。
自立させるのが私の教え方とおっしゃっていたから、できるのかもしれない。でも先生なしで仕上げるのはしていなかったから心細いです。
でも、たくさん宿題がありました。全然消化しきれていません。ひとつひとつ向き合います。

最後の最後までレッスンしてくださいましたよね。
自由すぎる私を見守ってくださったから
学んだこと、大切に消化します。

消化できたら、
伝えていきます。


 



 音楽ライター ピアノ教本研究家 
山本美芽 - 音楽ライター/ピアノ教本研究家 山本美芽 Mime Yamamoto