コロナでなくても、10日とか半月とか1か月、
こもって原稿ずっと書くことは、あります。

娘が2歳の頃私は1年間に3冊本を出しているのですが、あの時は、1年以上ひきこもって原稿を書いていたのです。

雑誌の仕事でインタビューとか出かけたかったのだけれど、娘が保育園に入ったばかりで、1週間に1回は熱を出し、呼び出しがありました。これではインタビューの類のお仕事を受けることができません。

どうしても行きたいコンサートの時だけ、夫に休みを取ってもらって出かけていました。後は、本当に年に何度か、実家の両親に熱を出した場合のバックアップを頼める時だけ仕事を受けていました。



あとは家でひたすら本の原稿を書いていたのです。
その頃書いていたのが21世紀へのチェルニー
練習ないで調達する、子どものセンスは夕焼けが作るでした。

3ヶ月ほど夫と娘以外誰にも会わず
こもって書き続けているうちに
気分が沈んできて
涙が止まらなくなってしまったことがありました。
結局毎日昼を外に食べに行くことにして、解決したんですけど。

そういう孤独に耐えて書き続ける力がなくちゃ、作家は務まらない。













孤独に耐える力、私はあまりない方だと思います。
セミナーとかでワイワイするのとか、インタビューの取材に出かけるのとか、大好きですもの。
でも、月曜日になってひとりでいる中でシーンとしているとほっとすることもあるから、一人でいるのが好きでもあるのだけれど。

どこにも行かないで本ばかり書いていたら
本はできます。

外に出ていくのは楽しいのだけれど、やっぱり、集中して書く時間もとても大事だと思っています。

いまからでも、孤独に耐える力をもう少し磨きたいです。



ひとり旅はひたすら楽しいんだけどな、、