夢物語 | ちょっとつぶやき

ちょっとつぶやき

徒然に書き綴っております

雲の切れ間が月明かりで青さが増し
闇が透けて見える紛い物になる

人は もののけに怯え
夜を嫌い朝を待つ

綺麗に弓のようにしなる月が浮かぶ

杯を空にしては 月を眺め人の愚かさや儚さに考えふける

黙って酒を注ぐ鶫もまた 月を眺め人の冷たさと温かさに思いを馳せては 思い出せぬ産み落とした母の顔を浮かべて己の時の永さを知る

金木犀の薫りが漂い 時は移り変わる

金木犀の薫りに紛れて 北の地から蛇が気配を送り込んできた