夜8時半、帰宅の途につく。
職場から、家までは、約四キロの道のり。

暗い中、自転車をこぐ。

家に近づくと、途中から、街灯が消え、家々の明かりも消えていて、真っ暗。

そう、我が地域は、今宵、計画停電中。

交差点では、お巡りさんが発電機で、信号機を動かして事故の警戒に当たっていた。

交差点を曲がって、住宅街に入ると、しん…とする。

電気のない夜は、本当に静かだ。

ふと見ると、真っ暗なはずの道をうっすらと優しい光が映し出す。

見上げると仄かな月明かり。

いつもなら、気がつきもしなかった月の眼差しに、被災地の皆さんの一刻も早い平安の訪れを祈り、支援に奮闘されている関係者の皆さんへの感謝を思いました。