野ばら・・・


あとからじわじわときますね。


先日、感想をUPしたにもかかわらず


まだまだ


語り足りなく・・・






ネタバレしてます・・・要注意




























しっかりしてそうにみえるけどどこか


ふわふわとして


子供がいる割に


生活感の感じられない なおこ



空想と現実をいったりきたりしてる なおこ




この映画の冒頭とラストは


シンクロしてます



冒頭、娘のももの、「おかあさん」と呼ぶ声で、昼寝から目覚め


ラスト、やはりももの「おかあさん」の呼びかけで、空想の世界からこちら側の世界に戻ったかのように微笑む(正確には、戻るのか戻らないのか、明らかにはされないけど)





過去、母親のマサ子が、若い男と恋に生きようとするのを、


必死に、車から飛び降りてまで阻止したからこそか


自分の中にある、母親に似た「恋する女」の部分を感じたとき


必死で抑圧しちゃったのかな




だけど、抑圧された恋心は、どこかにあふれ出ざるを得なくて、


過去の恋人との、空想の中の恋愛という形で、


なおこを慰めてくれたのかもしれない・・・と思いました。



空想と現実との境がわからなくなるほどに・・・





これから、なおこがどうなるのか


最後の表情から


いろんな結末を、想像できるけれど





私が感じたのは、希望



マサ子が、今、地に足をつけて働き、


地元の女性たちに慕われ娘や孫を見守っているように



おそらく、なおこも、暖かい友人や地域の人たちに見守られながら、


なによりも、娘ももの呼びかける「おかあさん」の声に導かれながら、


最後には自分の力できっと、自分の安住の場所を見つけられる。



そう思いました。




それと



全編通して


強い、 「父性」への思慕 見たいなものを感じた


恋愛というより 自分を守る強い理性と包容力を求める思い



カシマ以外


出てくる男性は


父性のかけらもない「幼稚性」を持っていて。



宇崎さん演じるなおこの義父と


最後のほうで


父娘らしい会話を少しかわす場面で


とっても嬉しそうななおこの表情とか



実父のもとに遊びに行く


ももの いそいそとした


泣くほど、髪形にこわだわる姿とか




そしてもうひとり


はっちゃけた父性を見せる


みっちゃんの父(本田さん怪演w)


やること、はちゃめちゃだけど


家族を守ることに


ボケでもなお、懸命な思い


その崇高な美しさが、あの電柱の火花の


花火のような美しさとして映像で表現されてたような


気がしました




作者の潜在した思いなのかも



この映画では、男性俳優陣の皆さんは


女性の登場人物を描く、鏡のような存在で


前に出すぎず、それでいて、どこか魅力的な人間でないと・・・


っていう難しいポジションで、


その辺のさじ加減が、皆さんとっても絶妙だったと思いました。





西原センセは・・・・・


いろんな髪型して


2Dでご登場・・・・でしたw