このところ仕事が忙しい。

何かと気がせわしくて、落ち着かず、夜もあまりねむれない日が続いた。


横になっていても眠れないので、何かDVDでも・・・と思って、やっぱり手にとってしまった「ちりとてちん」。


何回みとんねん!(使ってみました関西弁)とセルフ突っ込みしつつ、何週を見ようかなと思って、虎ちゃん初登場の第6週を見ることにした。


何回も見ているけれど、今回は、吉弥さんがすごくよいなあと今までになく強く感じた。


最初に喜代美と草々が、落語家に戻ってくださいとお願いに行ったとき、「兄さんは落語をしていたことを思い出さないんですか?もう落語を夢見ることはないんですか?」と聞かれて、「ないな」と言うとき。


ひとときの逡巡。「ないな」といいつつ、そのが、訴えているんですよね。「戻りたいよ。出来ることなら戻りたいよ。」って。少し涙をためたようにうるんで。笑顔を浮かべつつも苦しそうで。


なんだか、今まではさりげなく見てきたシーンなんだけど、じーんとしてしまった。


あとの、「とぞ思う」といって、戻ることを決心したシーンとつながって、より心にしみました。


それと、電話口に思いがけず師匠が出て、ビックリして固まってしまったシーンもよかった。泣けました。


この週で、4兄弟がそろうんだけど、もう最初から、それぞれのキャラはもちろん立ちまくりなんだけど、お互いの関係性が、何気ないシーンにもよく表れている。


中華やさんに、喜代美と草々が訪ねるシーンでは、四草と草々は、以前からなんだかお互いに反りが合わなかったんだろうなって何となく分かるし、最初に寝床に4兄弟が集合する場面では、四草は、なんだかんだといって草原には一目おいている感じだなとか、草々と小草若は小競り合いという名のじゃれあいが日常だったんだなとか、そんな2人を草原はたしなめる役目で、四草は客観的にあきれつつもおもしろがって眺めてたんだなとか、ちょっとした並び位置とか表情とかで、よく伝わってくる。


いやーしかし、四草の、中華やさんで水飲みながら振り返り、草々と喜代美に気づくシーンでの、コップ持つ手の白さ・・・・。

四草の初セリフ・・・中国語!  40円くすねる・・・せこっ!



しかし、眠れない夜に「ちりとて」はだめですね。エンドレスになってしまって、余計に眠れまへん。

もっとこう、あくびのでるようなたいくつなDVDじゃないと(そんなの買わないけどね)。