7月19日(火)に、仮面ライダー電王の主人公を演じて注目を浴び、
映画やドラマなどで活躍中の俳優である佐藤健さんが
伊里前保育所を訪れ、子どもたちを元気づけてくれました。
佐藤さんの突然の訪問に、園児達は大喜びで、
佐藤さんからプレゼントされた水鉄砲や風船などで一緒に遊び、
正義のヒーローと楽しいひと時を過ごしました。
容赦なく水鉄砲を浴びせられた佐藤さんですが、
服がずぶ濡れになりながらも、とても素敵な笑顔で、
一生懸命子どもたちと遊んでくれました。
子どもたちは、
「電王に会えた!」「電王と遊んだ!」
と、大きな元気をくれた佐藤さんの来訪を
心から喜んでいました。
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/photos/
宮城県南三陸町ホームページ
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ああ、被災地行ったんだな。て思った瞬間、涙がポロリ。
あの震災は今もまだ全然終わってないコト、
復興に向けて足並みが揃い、先への展望が見えてる街は極一部で、
多くの人達はまだ開くべき活路も探せてないコト。
被災地のとてもとても厳しい現実を、
うちらは時間が経つにつれ忘れがちになる。
TVの報道を見て、復興が進んでるんだって勘違いしてしまう。
還らない命、戻らない街並み。
届かない義援金、されない補償。
すべてがいっぱいいっぱいで、八方塞がりで、どうしようもない。
夏休みに入った子供に楽しい思い出を作ってあげたい。
旅行に、海に、プールに、キャンプ。
でも出来ない。
今までみたいな夏は来てくれない。
瓦礫の山を眺めながら仮設や避難所で途方に暮れて過ごす。
これからどうしよう。て漠然とした不安がいつも付きまとう。
なんだか遠い国の出来事みたいだ。
実際は車でほんの数時間の街で起きてるコトなのに。
忘れてないよ、って。
大丈夫、目を逸らしてはいないよ、って。
有名人の人達が訪れるコトは、ボランティアの人達とはまた違う大きな意味がある。
て思います。
遠いけど、いつか岩手にも行って欲しいな。なんて思ったり。
終わってないんだよー。
震災の日の続きを、必死に生きてる。
友達のおじいちゃん、おばあちゃん、一週間前に仮設に入りました。
だけどまだまだ厳しくて、依然として光はどこにもないって。
それでもどうか負けないでほしいと心の底から切に願う。