中学受験ブロガーさんたちがお薦めされている『角栄に花束を』を、遅ればせながら買って娘に読ませてみました。

以前『逃げ上手な若君』は、「絵が無理凝視」とのことで断念したので、青年誌らしい作画が厳しいかな?と懸念していました。

第1巻を、ママが読みたくて読んでいる風にしてその辺に置いておきました。

 

「ママ、このマンガ面白い!続き読みたい」と言ってくれました。現在第8巻まで読みました。

公職追放されていた鳩山一郎たちが戻ってきて、石橋湛山登場で8巻が終わり。

 

このマンガは田中角栄が主人公なので、角栄の味方や吉田茂派閥が善に、対立する政党や派閥の人が悪っぽく、描かれています。私は大学の専攻がここら辺だったのですが、好きな内閣総理大臣は”幣原喜十郎”です。作品内では、幣原が角栄の師匠として素敵に描かれていてちょっと嬉しい。一方で芦田均とか三木武吉とか、悪魔みたいでやや気の毒です。キャラがデフォルトされていて、小学生には読みやすいけどね。

娘は池田勇人がお気に入りで、「ホントにあんな広島弁で大蔵省にいたのかな?」と気になるみたいです。ファッションもVシネの人みたい。しかし、このマンガのおかげで「みんなオジサン」とひとまとめにしていた昭和の総理大臣が、かなり識別出来るようになりましたニコニコ

 

昨日の“組分けテストお疲れマンガ”は、予め買っておいた『SPY×FAMILY』『黒猫と魔女の教室』の最新刊でした。

どちらもますます話が盛り上がり、まだまだ連載が続きそうです。

 

娘はマンガを読んでから、夜には次に向けての勉強もちゃんとしたので、少し成長したなぁと思いました。